逆に気が散るとの声も… 約5割が「作業に集中できる」と実践している行為
仕事や勉強などの作業は、どれだけ集中できるかが大事になってくるが…。
多くの人々にとって、音楽は生活の一部として欠かせないものになっているだろう。作業や勉強中に音楽を聴くことで、リラックスできたり集中力が増したりするという声もある。しかし逆に、気が散ってしまう人も…。
■約半数「音楽で作業に集中」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女625名を対象に「音楽」に関する意識調査を実施したところ、全体で48.0%の人が「音楽を聴きながら作業すると集中できると感じる」と回答した。
音楽を聴きながらの作業の効果については、意見が分かれるようだ。
■音楽を聴いてリモートワーク
リモートワークのときに音楽を聴いているという40代女性は、「うちの会社はリモートワークができる日もあるので、家にいるときに音楽を聴いて仕事をしています。とくにクラシック音楽や自然音が流れるBGMを聴きながら作業をすると、余計な雑念がなくなって、作業に没頭できるんです」と話す。
本当は会社でも取り入れたいようで、「もともと神経質な性格なので小さな物音でも気が散ってしまうんですが、音楽があると逆に集中できる気がします。できれば会社でも、音楽を聴きながら仕事をしたいと思っているほどです」と続けた。
■カフェでの勉強中に音楽
外で勉強をする際に音楽を聴いている20代男性は、「カフェなどで勉強する際には、イヤホンで好きな音楽を聴くことが集中のカギだと思います。周りの話し声や騒音が気にならなくなりますし、好きな音楽を聴いていると気分も高まるので…。その気持ちを、勉強にぶつけている感じですね」と考えを述べた。
さらに続けて、「『歌詞がある音楽を聴いていると、気が散る』という友達もいるのですが、自分はまったくそんなことはありませんね。あくまでもBGMとして、集中できています」とも話していた。
■音楽のせいで集中できない
一方で、音楽を聴きながらの作業が集中を妨げると感じる30代女性は、「音楽があるとついメロディーや歌詞に気を取られて、手が止まってしまいます。特に日本語の歌詞がある曲だと、自分が読んでいる資料などを干渉してしまって作業が思うように進まなくなるんです」と仕事中に音楽を聴くことに否定的だ。
そのために作業中は音楽を聴かないようにしており、「私の場合、音楽を聴くと仕事がはかどるどころか邪魔になってしまうんです」と語っていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女625名