三浦大輔監督のDeNAが“逆転日本一になるための条件”を宮本慎也氏が分析 「3戦目に…」
日本シリーズ開幕2連敗で苦しくなった横浜DeNAベイスターズ。宮本慎也氏は「第3戦の勝敗が重要になる」と指摘する。
元東京ヤクルトスワローズの宮本慎也氏が自身のYouTubeチャンネル『解体慎書』で、プロ野球日本シリーズ、福岡ソフトバンクホークス対横浜DeNAベイスターズの今後を独自予想した。
■宮本氏がここまでの日本シリーズを振り返る
日本シリーズ第1戦、2戦を連勝したソフトバンクについて宮本氏は「強いね」とポツリ。
一方、連敗のベイスターズには、主力のタイラー・オースティン選手が2戦目にベンチを外れたことに言及し、「痛いです。ベイスターズファンの人は怒るかもしれませんけど、ベイスターズは完璧にこなしてソフトバンクと互角なんです」と持論を展開した。
■DeNAがミラクルを起こす方法は?
その後、スタッフが「DeNAがミラクルを起こす方法」を質問する。
宮本氏は第3戦、ベイスターズの先発投手が故障で離脱していた東克樹投手であることに触れ「この3戦目、東で取れなかったら一気に終わる可能性がある。僕は今の時点でも正直、危ないと思っているんで」と第3戦の勝利が必須という見方を示す。
また、「オースティンが出られるかどうか。おそらくオースティンが出ると、1戦目のオーダーになると思うんで」と指摘した。
■「第3戦がすべて」
ソフトバンクの先発カーター・スチュワート・ジュニア投手には「良い投手だと思うけど、DeNAの打線ならなんとかなると思うんですよ」と解説。
続けて「東がしっかり投げるというのはもちろん条件なんですけど、すべては明日にかかっている」と分析する。
事前に「DeNAは開幕から2連勝して五分」と予想していたことに触れ「絶対に2つは勝たないといけないんです、福岡で。そうなると横浜のアドバンテージを受けられるので。第3戦がもうすべてです。 明日が第7戦ぐらいのつもりで戦うべきです」と提言した。
■東投手とスチュワート投手が先発
28日の試合に先発するベイスターズの東投手は今季13勝4敗、防御率2.16の好成績。クライマックスシリーズで足を痛め離脱したが、本来の力を出すことができれば、ソフトバンク打線も簡単に打ち崩すことは難しいと思われる。
ソフトバンクのスチュワート投手も9勝4敗防御率1.95と抜群の成績を残しているだけに、第3戦は1点を争う投手戦になることが予想される。