大量の引越し段ボールに隠れた違和感、その原因にギョッとした… 「最高のイタズラ」と称賛の嵐
引越しの作業中、母親が段ボールに仕込んだイタズラが話題に。実は、現場スタッフの間でも「ホッコリする」と好評のようだ。
■発見後の「心境の変化」が最高すぎる
お母さんにダンボール詰め手伝って
貰ったらいらん事してて
めっちゃ恥ずかしい……😇 pic.twitter.com/6EI3AquZzh— 天地 華恋🐰👑 ガチ恋してみる? (@honamero777) October 16, 2024
ポスト投稿主・天地さんは、母のイタズラについて「お母さんが帰った後に気付き、思わず笑ってしまいました」と振り返る。
引越し準備の憂鬱さが見事に吹き飛んだそうで、「大変な荷作りがとても楽しくなり、新しく詰めるダンボールには私が落書きしました。とても大変な引越しですが、心に余裕ができました!」と、笑顔のコメントも得られた。
なお、天地さんの母は「日頃から我が子の持ち物に落書きをし、何も言わずひっそり置いておく癖がある」とのこと。そのため、天地さんも普段の調子で写真をポストしたところ、思わぬ反響があって驚いたそうだ。
「お母さんもとても喜んでいました!」とのこと。それにしてもこの親子、ノリノリである。
■現場スタッフも「ホッコリします」
多くのネットユーザーの注目を集めたパンダ。果たして、引越のサカイではこちらのキャラクターをいつから起用しているのだろうか。
その歴史について、サカイ引越センター・担当者は「当社は1971年(昭和46年)に創業し、72年にパンダをキャラクターに起用しました」と説明する。
当時は、日本に初めてパンダがやって来た時期(上野動物園のカンカンとランラン)であり、サカイ引越センターも「みんなに愛される存在になりたい」という思いを込め、パンダをイメージキャラクターに起用したのだ。
なお、パンダのデザインについては記録がなく、細かい情報に関しては不明とのこと。しかし、現在もテレビCMにて「まごころパンダくん」として活躍するなど、ユーザーにとって非常に馴染み深い存在である。
やはり引越しの現場では、天地さんの母のように「パンダに落書き」を加える利用客も見られるのだろうか。サカイ引越センターの担当者に、今回話題となったポストを見てもらう。
すると、担当者は「当社のパンダの段ボールで遊んで頂き、大変嬉しく思います」と、笑顔に。続けて「現場スタッフも、このようなダンボールを見るとホッコリしております」とのコメントも得られた。
同社としてはパンダへの落書きを好意的に受け止めているようで、「段ボールの中に何が入っているかを記載する欄もあるのですが、お客様自身が分かりやすいのが一番ですので、お好きに書き足して頂ければ幸いです」とも語っている。
「みんなに愛される存在になりたい」という思いから生まれた、引越のサカイのパンダ。誕生から50年以上経った現代でも、その魅力は衰えを見せず、多くのユーザーに愛され続けている。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)