西田敏行さんの“空気を変えたひと言” 「一瞬で察知して…」安住紳一郎アナが回顧
17日に亡くなった西田敏行さんについて、安住紳一郎アナウンサーが、初対面時の思い出を振り返る。その細やかな気遣いを明かした。
■安住アナを見るなり…西田さんが発した“一言”
初対面時の西田さんについて、「当然、西田さんは芸能界を代表するスターなわけで。たぶん、私が委縮するんだろうということを一瞬で察知して、そのときに…今だと西田さんの一流の芝居だと思うんですけど、私を見るなり『あー、安住さんだ。本物の安住さんだ! うわー、すごーい!』なんて言って、わざと西田さんはそういうふうなことを言ってくれるんですよね」と、安住アナを見てはしゃぐような様子を見せたことを明かす。
「(西田さんは実際には)そんなことは思ってもいないだろうけれど、そう言われると、私はやっぱり気持ちが少し強く出られるから、西田さんに対して引け目なくインタビューができるっていうような状況を、一瞬で作ってくださるっていうような方で…」と、インタビューしやすい状況を作ってくれたことを振り返った。
■「現場の空気を作る人」
さらに、「本当にあのときの出来事とか、西田さんがそういう気遣いをして若い人たちも委縮しないように、現場の空気を作る人なんだなということが分かって…本当に立派な方でした」と改めて悼む。
「もう西田さんの仕事が見られないと思うと、本当に寂しい限りです」と惜しみ、『池中玄太80キロ』の挿入歌だった、杉田かおるの「鳥の詩」と、西田さんの「もしもピアノが弾けたなら」を2曲続けて流した。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)