『虎に翼』『おむすび』2作品連続で登場している“キャスト”がいた… 「ひっぱりだこですね」
朝ドラ『おむすび』に、前作『虎に翼』にも登場していた“意外な脇役”が再登場。朝ドラファンの密かな話題となっている。
橋本環奈主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』にて、2024年度前期の『虎に翼』に続いて2作品連続で出演している、“意外な脇役”がXで密かな注目を集めている。
■糸島東高校の中に…
17日の放送で、ハギャレンのメンバーと一緒にパラパラを練習している結(橋本)を目撃した陽太(菅生新樹)は、結が脅されて無理矢理付き合わされていると思い込み、結の後を付けて様子を観察する。
そして糸島東高校の玄関ホールで、クラスメイトでもある理沙(田村芽実)を陽太が警戒する場面では、卒業生から寄贈されたとみられる「考える人」の像が設置されている様子も映っていた。
■「ひっぱりだこですね」
この「考える人」について、Xでは朝ドラファンから「ロダンの考える人。じつは『虎に翼』→『おむすび』と朝ドラ2作連続出演」「ロダンの考える人。2作続けて登場。 ライアンの後ろにもあったよね」との指摘が。「ひっぱりだこですね」とのコメントもみられた。
『虎に翼』では、終戦後、司法省の民事局民法調査室に勤めることになった寅子(伊藤沙莉)の上司“ライアン”こと久藤頼安(沢村一樹)の背後に、「考える人」が置かれ、久藤が像と同じポーズを取っているシーンがあった。
■「地獄を見つめている」との説も
「考える人」は、“近代彫刻の父”といわれる彫刻家オーギュスト・ロダンが制作したブロンズ像として知られている。ロダンがダンテの『神曲』に着想を得て制作した「地獄の門」の上部分の一部として制作されたもので、思索にふけるようなポーズは「地獄に落ちた人々を見つめている」との説もある。
『虎に翼』では「地獄」がキーワードの一つとなっていたこともあり、公式SNSに考える人が映るシーンの写真が投稿された際には、ファンから「寅ちゃんのことを謙虚だと言うライアンの後ろのロダンの『考える人』の像。これは『地獄の門』の一部で地獄を見つめていると紹介されてたのを思い出しました。…考え過ぎかな」とのコメントも寄せられていた。