安ければいいわけでもない… 約6割が抱く「買い物」をするときの価値観
買い物をするときには、どのようなところを重視する人が多いのだろうか?
お金は計画を持って使うべきだと、多くの人が考えているだろう。しかしたとえ値段が高くても、自分が価値を感じたものであれば購入するという人もいるようだ。
■約6割「多少値段が高くても…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女625名を対象に実施した調査では、全体で61.6%が「多少値段が高くても気に入ったものを買う」と回答した。
値段よりも価値を優先する人たちは、世の中に多く存在しているようだ。
■ずっと欲しかったバッグを購入
長年憧れていたブランドバッグを購入した30代女性は、「ずっと気になってたバッグがあって、何度もお店で眺めては諦めていたんです。しかしそのバッグを買わないと、一生後悔するような気がしました。少し背伸びをした買い物でしたが、その分大事に使いたい気持ちが強くなっていったんです」と購入の経緯を語る。
後悔はしていないようで、「とても迷った買い物でしたが満足度も高かったので、買ってよかったと思っています」と無理をした買い物でも、長い目で見れば心の豊かさに繋がるようだ。
■高級スニーカーを買って
高級なスニーカーを購入した20代男性は、「一目惚れしたスニーカーがあったんですけど、僕にするとかなり高価なものだったんです。しかしどうしても諦めきれなくて、ネットショッピングで購入することにしました。家にそのスニーカーが届いたときには、とてもテンションが上がったのを覚えています」と振り返る。
うれしい気持ちは忘れていないようで、「今でもその靴を履くたびにうれしい気持ちになり、何度でも手に入れたときのことを思い出すんです」と価格を超える喜びを語った。
■慎重な人も存在する
しかし家族の手前、購入には慎重になる人もいるようで、「どれだけ欲しいと思っても、あまりにも高いものには手を出しづらいですね。とくに家族がいると、自分のために贅沢するのは気が引けてしまいます。自分が自由に使えるお金も限られているので、諦めるしかないのもありますが…」と気持ちを述べた。
さらに続けて、「もしどうしても欲しいものがあれば、まずは家族会議から始まるのでしょうね」と自分の置かれた状況についても話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女625名