都内パーキングに現れた警告、怖すぎる内容にギョッとした 「地面師」の足音に驚きの声
東京・新宿区の駐車場が掲出した警告文が話題。身近に潜む「地面師」の魔の手に、注目が集まっている。
7月25日からNetflixにて配信スタートとなるや否や、大きな人気を博しているドラマ『地面師たち』。実際に起こった事件を下敷きにした内容ながら、心の中では「自分には関係ないだろうな…」と感じている視聴者も少なくないだろう。
しかし同作の影響もあり、思わぬ場所で発見された「地面師の魔の手」がネット上で注目を集めているのだ。
画像をもっと見る
■駐車場の警告、その内容は…
9月上旬、とあるXユーザーが「新宿にリアルタイムで地面師と戦ってる物件があります」と、意味深な1文から始まるポストを投稿。
同ポストには駐車場のフェンスに掲出された「警告書」の写真が添えられ、こちらには「最近、本件駐車場が、あたかも売却予定であるかの如き虚偽の風説が流布されております。しかしながら、本件駐車場の所有者は、本件駐車場を売却処分する意向は全くありません」と記されている。
そして「虚偽の風説に欺されないよう、また、不動産ブローカーらに欺され損害を蒙ることのないようご注意ください」と、締められていた。
■敷地内には「例の3文字」も登場
確認したところ、こちらの警告は数年前から掲出された看板である模様。
以前より気になっていた人物のポストもX上で散見されたが、前出のドラマ『地面師たち』の影響もあり、このタイミングで今まで以上の注目を集めている…といったところだろうか。
先日、記者が東京新宿区にある同駐車場へ向かったところ、敷地内には「この土地は売り物ではございません。地面師にご注意下さい」という、より直接的なワードが登場する看板も確認できた。
そこで今回は、現代における「地面師」問題の実情を探るべく、同駐車場のオーナー、警視庁、そして弁護士に取材を打診することに。すると、様々な事実が明らかになった。