隠されるほどに… 約5割の人が「気になる」と答えた他人にまつわること
他人のことなのに、なぜかしら気になってしまって…。
他人の秘密はなぜ、こんなにも気になるものなのだろうか。それは人間の心理として、知らないことや隠されていることに対して強い関心を抱くからかもしれない。
■約半数「人の秘密が気になる」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女622名を対象に「他人の秘密」に関する意識調査を実施したところ、全体で47.6%の人が「人が秘密にしていることが気になる」と回答した。
約半数もの人々が、他人の行動や秘密に対して強い関心を持っているようだ。
■若い世代に多く
性年代別では、男女ともに10〜20代が一番高い割合になっているのが特徴といえるだろう。
若い頃のほうが、他人に対しての興味が強いのかもしれない。
■隠されると気になる
なにか隠し事をしているような人がいると気になってしまうという20代男性は、「人がなにかを秘密にしていそうだと、それがとても気になってしまいます。特に職場で同僚が何かを隠しているような雰囲気だと、その理由を知りたくて仕方がありません。べつに他人なのでそこまで気にする必要はないのですが、隠されると気になるのが人間なので…」と気持ちを述べた。
同僚が休暇の理由をはっきりと言わなかったときも気になったようで、「たとえば、以前に同僚が突然の休暇を取ったことがありました。ただ理由を聞いても、『ちょっと家庭の事情で』としか教えてくれなかったんです。そのときは、なにか深刻な問題があるのではないかと心配になりました。しかし結局は、単に家族との旅行だったんです」と話していた。
■あまり詮索しない人も
Xにも、「仲良くしてもらっているのに、まだ秘密にしていること多いから罪悪感。そのくせに、他の人の事情は気になる」や「人の嘘とか、隠し事とかには敏感」など、人の秘密が気になる人からの投稿もあった。
一方では、「お互いに詮索しない、秘密は守るは絶対」や「誰でも秘密や言いたくないことはあるから、詮索しない」など、あまり詮索をしないほうがいいとの意見も。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女622名