シャイな性格で… 約7割が「苦手」だと思っている自分の気持ちに関すること
きちんと言葉にしないと、伝わらないことも多いのはわかっていても…。
自分の気持ちを表現するのが、苦手な人が多いのはなぜだろうか。多くの人が他人にどう思われるかを心配し、自分の感情を隠してしまうことが多いからかもしれない。
■約7割「気持ちを表に出せない」
Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女622名を対象に実施した調査では、全体で76.0%が「自分の気持ちを表に出すのが苦手だ」と回答した。
多くの人々が自身の感情を素直に表現することに対して、困難を感じていることがわかるだろう。
■あれこれ考えてしまい
職場で自分を出せないで悩む20代女性は、「私自身、他人の前で自分の気持ちを表現するのがとても苦手です。とくに職場で上司や同僚に対して、自分の意見を言うことが怖くて仕方ありません。意見を言ったり提案をしたりするたびに、間違っているかもしれないとか、不快にさせてしまうかもしれないと考えてしまうんです」と話す。
仕事にも悪影響が出ていると考えているようで、「その結果、なにも言えずに終わってしまうことが多いんです。これが続くと、仕事に悪影響を及ぼしているのではないかと不安になります。最近のプロジェクトでも自分の考えを言えず、ほとんどチームの力になれなかったので後悔しているんです」と続けた。
■ たとえぶつかっても
一方で自分の気持ちを正直に伝えるタイプという30代男性は、「自分の気持ちを、素直に表現することが大切だと思います。私の場合は職場でも家庭でも、自分の意見や感情をしっかりと伝えるようにしているんです。そうすることで、誤解を避けることができ、相手とのコミュニケーションがスムーズに進むと感じています」と語る。
さらに続けて、「ときには意見の対立もありますが、長い目で見ればお互いの理解が深まり、より良い関係を築けると思っています。今、仲良くしている友人たちとも、何度もぶつかってきましたよ。それでもお互いが心の底で理解しているからこそ、付き合いが続いているんです」とも話していた。
■どんどん悪者になる
Xのユーザーからは、「自分の気持ちを話すのが苦手ってだけでどんどん悪者になるし、勘違いされる」など、自分の感情を出せないことによるデメリットを訴える人もいた。
また、「人に理解してもらうには、本当の自分を認めてさらけ出す勇気が必要」と、自分をさらけ出す大切さを主張する意見もあった。
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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）
調査対象：全国10代～60代の男女622名
