新井貴浩監督の広島東洋カープが失速した理由 江川卓氏が分析「ずっと言ってたんですけど…」

9月1日時点で貯金14の首位でありながら、歴史的大失速で4位に終わった広島東洋カープ。江川卓氏が語るその要因とは。

■栗林投手の乱調も…

その後、9月11日の読売ジャイアンツ戦で9回表に6失点した栗林良吏投手の話題に。スタッフが敗戦投手となったあと、新井監督が登録を抹消し、10日間不在としたことについて感想を質問する。

江川氏は「天王山でしたから。普通の感覚でいうショックより、かなり大きなショックなので。 それと見ているとボールがすごく抜けてましたから。調子が悪いというよりも、少し疲労による異変あったぐらいの感じなんだと思います」と分析。

さらに11日の栗林投手は「調子が悪いというより、疲労による異変が起きたという感じ」と指摘し、「それがたまたま大事なシーンに当たっちゃったかなと思うので。精神的なものも合わさって、明日も投げてみろっていう感覚ではなかったんじゃないかな」と語った。

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■酷暑の影響を指摘する声も

9月1日時点で最も優勝の可能性が高く、クライマックスシリーズ進出は99%確定という報道もあった広島。投手陣の炎上や守備のミスなどが重なり、4位でシーズンを終えた。

失速の要因については高木豊氏など複数の解説者が、酷暑が続いた8月にデーゲームが続き、選手の疲労が蓄積されたことを挙げている。また、江川氏のように「4番を固定できなかったため」という声も多い。


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■江川氏が広島失速の要因を語る