大谷翔平の“盗塁数が激増した理由”を松田宣浩氏が独自分析 「2月のキャンプで…」
今シーズン、イチロー氏を超える59盗塁を記録した大谷翔平。松田宣浩氏が「盗塁が増えた理由」を解説した。
■驚異的な数字を残した大谷選手
今シーズン打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁と驚異的な数字を残した大谷選手。
スタッフから感想を質問された松田氏は「漫画の主人公というか、やっぱりスーパーヒーローだなという印象を受ける1年でしたね」とコメントした。
■盗塁が激増した理由は?
大谷選手が今季59盗塁を記録したことには「2月のキャンプで、大谷選手がサブグラウンドでずっとランニング。スタート練習をトレーニングコーチとやっているところが、テレビに映っていた。僕はそこに注目したい」と指摘する。
続けて「案外そこは注目されないところなんです。大谷選手は大半の時間をサブグラウンドでスタートの練習をしたりだとか、ランニングフォームに時間を費やしていたというのがある。今年は走るというのにも、意識があったのではないか」と分析した。
■戦うなかで強い身体を作った
スタッフが「盗塁すると、当然身体に負担がかかりますよね」と質問すると、「当然負担はある」と松田氏は語る。
そのうえで「そのなかで、自分もそうだったんですけど、1年間シーズンを戦い抜くなかで、1年間戦い抜く身体ができてきますので。そういう意味で大谷選手は試合でホームランを打つ、盗塁を決める、ヒーローになる。成功例が積み重なって、強い身体を作ったと思う」と独自分析。
松田氏はその後、大谷選手のバッティングや所属するドジャースのポストシーズンなどについて、熱く解説した。
■手術の影響が心配されるも…
大谷選手は昨年肘のトミージョン手術を受けたことから、今シーズンは野手に専念。開幕前は手術の影響が心配された。
フタを開けてみると、打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁というすべての部門でキャリアハイを記録する大活躍。メジャーリーグ初の「50ホームラン・50盗塁」を達成した。
来季は投手に復帰する予定の大谷選手。投打で前人未到の記録を残す可能性もありそうだ。