焼き芋はさつまいもの選び方と“買った後”が重要 『あさイチ』裏ワザが目からウロコ
さつまいもは選び方と保存の仕方が大切? 『あさイチ』で話題の方法を実際にやってみた。
涼しくなって、「さつまいも」が食べたくなる時期になってきた。2日放送の『あさイチ』(NHK)では、さつまいもコンサルタントの橋本亜友樹さんが出演し、さつまいもをおいしく食べる方法を特集。
店頭での選び方や、買った後さらにおいしくする方法が紹介されていたので、実際に試してみた。
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■大きさや形に注意
さつまいもの代表的な食べ方の「焼き芋」にしたい場合は、橋本さんいわく大きさと形がポイント。
大きさは「どちらかというと少し細めのほうが火が通る」と手首と同じ幅の5〜6cmがおすすめで、形は太さが均一なものが良いといい、「少し曲がったり急に細くなると加熱ムラができる」とのこと。
また、表面も重要。根が深いところは繊維質のため、表面がつるっとしたものを選ぼう。今回、記者は焼き芋に適した「べにはるか」の小ぶりで細めのものを選んだ。
■おいしく熟成させる
購入した後にもおいしくなるポイントが。焼き芋専門店「神戸芋屋 志のもと」の野元篤志さんによれば、さつまいもを熟成させることでデンプンが糖に変わるため甘いさつまいもになるという。
家庭で熟成させる場合は、「ビニール袋から出す」「よく乾かす」「寒いところに置かない」の3点に注意して、新聞紙などにくるんで段ボールに入れて2〜3週間保存するのがよいようだ。
記者は今まで冷蔵庫に入れていたのでこの保存方法には驚き。スタジオでも「冷蔵庫に入れてました」「私も」と同様の声があがり、橋本さんは「経験上1ヶ月腐らないんですけど、出したらすぐ腐りやすくなるので、なるべく早く食べたほうがいい」と話していた。
■「じっくり焼く」がコツ
焼き芋を作るときはじっくりと加熱するとおいしくなるようで、オーブンレンジやトースターで75〜90分加熱するといいとのこと。手間がかかるため出演者からは微妙な反応が出ていたが、実際に食べてみると「おいしい!」「お店ですね」と絶賛の声があがっていた。
75〜90分加熱するのは面倒だが、かといってせっかく熟成させたのならおいしく食べたいもの。Amazonでは「焼き芋メーカー」が売っているため、おいしさと手軽さを両立させたい人はありかもしれない。
番組公式サイトには、食べ方別におすすめのさつまいもの品種がわかるチャートが掲載されているので、この秋さつまいもを楽しみたい人は参考にしてみてほしい。
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(文/Sirabee 編集部・二宮 新一)