猛暑に大活躍の冷感グッズ、捨て方を間違えると大変なことに… ゴミ清掃員が注意喚起「一発アウト」
ゴミ清掃員としても勤務するマシンガンズ・滝沢秀一が、今年の猛暑でも大活躍だった冷感グッズの「捨て方」について注意喚起。「危ないとこだった」と驚く声も。
ゴミ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が2日、公式Xを更新。猛暑に大活躍した冷感グッズの「捨て方」について注意を呼びかけた。
【投稿】冷感グッズの危険な捨て方に注意。「気づかずにやりそうな問題」「めちゃくちゃびっくり」の声
■流すと「一発アウト」
滝沢は、「壊れたネッククーラーは中身を台所や洗面所等に流さないほうがいいようです」と切り出す。
その理由について、「この中身は水で固まるので、配管に流すと一発アウトだそうです」と説明。
「破けたりしたら、要らない布に染み込ませたり、手に付いたら洗う前にティッシュ等で拭き取ってから手洗いしたほうがいいみたいです」と呼びかけた。
■配管が詰まる恐れが
「ネッククーラー」や「アイスリング」などと呼ばれる、輪っか状で首に付けて冷やせる冷感グッズは、今年の猛暑でも活躍。中に入った液体が18℃や28℃で固まることから、水道水などで少し冷やすだけで手軽に使用できることもあって人気となっている。
中に入っているものの多くは「PCM(Phase Change Material)」という素材で、「潜熱蓄熱材」とも呼ばれ、温度環境に応じて繰り返し熱を放出、吸収できる。
素材自体は一般的に人体に害はないとされるが、温度によって固まるという性質から、排水口に流してしまうと配管の中で固まって詰まりを起こしてしまう恐れもある。そのため、自治体によって違いはあるものの、基本的に油と同じように布や紙に染み込ませて捨てたほうがよいとされる。