カジサック、怖すぎて「ヤバかった」先輩明かす 今ではMCとして活躍するあの芸人
「カジサック」ことキングコングの梶原雄太とチュートリアルの徳井義実が、「baseよしもと」で活動していた頃を振り返る。ギスギスした雰囲気の中、とくにトガっていた“ある芸人”について語った。
お笑いコンビ・キングコングの「カジサック」こと梶原雄太が先月30日、自身の公式YouTubeチャンネル『カジサック KAJISAC』を更新。若手時代に怖いと思っていた先輩芸人を明かした。
■1999年頃を回顧
動画では、YouTuberのヒカル、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実を交えた3人でトーク。そこでカジサックは、大阪の吉本芸人の活動拠点が「心斎橋筋2丁目劇場」から「baseよしもと」に移った1999年頃のデビュー当時を振り返る。
「1番ギスギスしてたのって、2丁目時代とかその辺じゃないですか。そっからbaseよしもと、って時代になったときに(中略)トップに立ってたのがFUJIWARAさん、陣内(智則)さん、シャンプーハットさん。そこはものすごくええ雰囲気だったんですけど、その1個下に下がると、なぜかギスギスしてたんですよ」と、当時の状況を回顧。
■「むっちゃ怖かった」先輩は…
「『上喰っていかなあかん』みたいな。みんなそうだったの」といった険悪な雰囲気だったと思い出し「フットボールアワーの後藤(輝基)さんむっちゃ怖かった」と明かし、徳井も「後藤はな、とくにな」と共感。
今ではMCとして数々の番組を盛り上げ、キレのあるツッコミもおなじみの後藤だが、怖い時代もあったようだ。
カジサックは「もうヤバかった。笑わない、どこでも。舞台上でも袖でも」と、トガッていた後藤の様子を伝える。「ずーっと爪噛んでる」と言い、徳井も「爪噛んで、人のネタをモニターでずっと見て(いた)」と話した。
■徳井は「半歩下がって俯瞰で見てる」
後藤をはじめ、劇場の芸人は殺伐とした態度だったものの、「徳井さんって唯一じゃないかな。2、30人いたグループの中で、徳井さんだけ半歩下がって俯瞰で見てるイメージがあったんですよね」とカジサック。
徳井は穏やかだったと言い、本人も「まぁそんな奴やな」と同意する。徳井は当時の自分について「中高生の女性ファンも多かったってのもあったし、それをよく思ってへん人はいっぱいいたと思う。だからネタ頑張らんと舐められると思ったから頑張った」と語った。