読売ジャイアンツがリーグ優勝した要因を江本孟紀氏が分析 「これから強くなる」
江本孟紀氏が読売ジャイアンツ優勝の要因を分析。クライマックスシリーズは「下剋上の可能性がある」と独自見解。
野球解説者の江本孟紀氏が自身のYouTubeチャンネル『エモやんの、人生ふらーりツマミグイ』を更新。読売ジャイアンツが優勝した理由を分析した。
■巨人・阿部監督を称賛
28日の広島東洋カープ戦に勝利し、4年ぶりのリーグ優勝をつかみ取ったジャイアンツ。
江本氏は感想を質問されると「チーム作りを徐々にやってきた成果が最後に現れたということでね。それにしても新監督で優勝したのは素晴らしい」と阿部慎之助監督を称賛した。
■優勝の要因を分析
セントラルリーグを制した要因については「全体を通すと走ったチームがなかった。そういうなかで落ち着いてあせりもせず、最後、優勝に届いた。わりかたおとなしい優勝だったと思う」と江本氏は分析する。
続けて「突出した選手がいたわけではないけれど、軸は軸でエースクラスに勝たせると。菅野智之と戸郷翔征に勝ち星を稼がせる。軸になる戦い方をしたということが、優勝した原因だと思う」とコメントした。
■CSは「下剋上の可能性」
クライマックスシリーズについて江本氏は「今年はセもパも下剋上があるかもしれないと見ている。パも日本ハムががんばりますしね、優勝したチームも安閑(あんかん)としていられない」と分析。
さらに「今年は結構荒れるんじゃないかと見ています。そうあってほしいですね。日本一がどこかという予想は、もうちょっと待ってほしい」と話す。
阿部監督には「これから強くなるのではないか。チーム作りを含めて。しかし、優勝おめでとうございます」とメッセージを送っていた。
■3位争いはDeNAと広島に
セントラル・リーグは29日の阪神タイガース対横浜DeNA戦で阪神が勝利し、2位が確定。クライマックスシリーズのファーストステージが甲子園球場で行われることが決まった。
3位は横浜DeNAベイスターズと広島東洋カープの争い。9月1日時点で首位にいながら、リーグワーストタイの月間20敗を喫したカープは、かなり苦しい状況となっている。
一方でDeNAもクライマックスシリーズ進出確定までは至っておらず、最終盤に激しい争いが展開される。