「Good job!」「That’s great!」ポジティブな意味として覚えたのに…じつは“嫌味”だった

褒めるときに使うと思っていた「Good job!」…アメリカの会社で言ったら嫌われるかも。

サムズアップ

YouTubeチャンネル『Kevin’s English Room』が22日、動画を更新。

日本人にとってはポジティブな意味として紹介されているものの、アメリカでは使わないほうがいい言葉を紹介し、反響が寄せられています。

【動画】褒めるときに使うと思っていた「Good job!」…アメリカの会社で言ったら嫌われるかも


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■Thanks a lot

英語やアメリカの文化を題材とした同チャンネル(ケビン・かけ・やま)で、今回はアメリカで生まれ育った日本人のケビンさんは「アメリカは結構皮肉文化がある」といい、今回は「日本人は言いがちだけど実は嫌味に聞こえてしまっている危険な英語」を紹介していくことに。

「どんな言い方をしても、嫌味にしか聞こえない」という「Thanks a lot」。英語が話せるやまさんも「めちゃくちゃ使ってる」と驚き、かけさんが「言ってます! てか結構日本で習うよね?」というように、教科書や書籍では紹介されている言葉でもあるため衝撃。

「なんなら“Thank you very much”をちょっとカッコよく言った感じ」との言葉にケビンさんは「これは非常に危ない。ただちにやめてくれ」とアメリカでは嫌味でしかない言葉なのだとか。

日本では「本当にありがとう」として紹介されていますが、アメリカでは「全然やってほしくなかったんだけど、やったんだーありがとー」という意味で使うそうで、本当に感謝しているときは「Thank you so much」でいいようです。

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■Good job

「よくやった!」と人を褒めるとき、親指を立てて言っている印象がある「Good job!」。スタンプで使ったり、先生と生徒…という “大人と子供”という圧倒的な上下関係がある場合はOKのようですが、会社の先輩後輩・上司部下など大人同士の関係では「絶対やめておいたほうがいい」とケビンさん。

この言葉は「よくできましたね~」というニュアンスのため、大人同士で使うと相手を小馬鹿にしている言葉なのだとか。

もし、仕事で相手を褒めたい場合は「Great work」「Awesome work」などが適していると伝えました。

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■That’s great

「いいね!」「素晴らしい!」と伝えたいときに使いがちな「That’s great!」。やまさん、かけさんも「これは言うでしょ」「使うでしょ」と思わず笑いますが、ケビンさんいわく「これは、まったく心は思ってない。口だけ」とのこと。

また“great”という言葉について「圧倒的に下の人に対して使う言葉なのかな…同じくらいの立場になると「よくできました」的な意味だそうで「同僚に『よくできたね!』って、すごい違和感あるじゃん? それに近いかも」と説明します。

かけさんが「“Tha’s”がなくて“great”だけもいけないの?」と質問すると、「“great”だけは使える」と返答。これに2人は「なんで?」「ムズいな…」と英語の難しさを実感したようです。

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