カズレーザー、失職した斎藤知事の涙に私見 「感情に訴えるようなことを…」
兵庫県の斎藤元彦知事が失職して「出直し選挙」に出馬する意向を表明。会見では知事が目を潤ませる場面もあり、カズレーザーさんが言及したのは…。
27日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)では、兵庫県の斎藤元彦知事が失職し、出直し選挙に臨む意向を表明したことについて報道しました。
メイプル超合金・カズレーザーさんは、斎藤知事が感情的な表情を見せたことについて、独自の見解を述べていました。
■ 斎藤知事の不信任決議と今後の動向
パワハラ疑惑などで告発されていた斎藤知事に対して、19日に兵庫県議会で不信任決議案が全会一致で可決されました。
これによって斎藤知事は、29日までに「議会の解散」もしくは「辞職」をしなければ失職するという事態になり、今後の動向に注目が集まっていました。
そんななか26日、斎藤知事は30日で失職し、出直し選挙に出馬する意向を示しました。会見では時折言葉を詰まらせながら「今回の文書問題について、本当に今の状況を招いたこと、県民の皆さんに改めておわびを申し上げたいと思います」と頭を下げていました。
■ 高校生の手紙に感動し出馬決意
さらに斎藤知事は、「ぜひ、今回の私の判断について県民の皆さんのご理解、そしてお力をですね、また与えていただければありがたいと思っています」と、選挙への意欲を見せていました。
また、会見の中で、出直し選挙を決意した裏には一通の手紙の存在があったと告白。一昨日の取材直後に高校生から手紙を手渡されたとのことで、「お叱りの手紙かなと最初は思ったんですけど。部屋に帰って読んだら…今でも見るとちょっと感情的になることがあるんですけど『やめないでほしい』と」と話し、激励の手紙だったことを明かしています。
■ 道義的責任については言葉を濁す
斎藤知事は目に涙を浮かべながら、高校生から「負けないで」「屈しないで」「未来のために頑張ってほしい」というエールを受けたと明かしています。
そんな思いを受け止めて、「選挙は大変だと思うんですけど、頑張ってみようと覚悟を決めることになりました」と目を潤ませていました。
しかし「道義的責任の有無」に話が及ぶと、「大きな責任はあると思います」と応えるにとどめて言葉を濁していました。
■ 知事の涙にカズレーザーの見解は…
司会の谷原章介さんは、「今までは、どっちかというと感情を入れる場面は少なかったですけれども、だんだんと感情が見えてくるところもありますね」と、カズレーザーさんに問いかけ。
カズレーザーさんは、「今うつっていた映像ではそこまで感情的とは思わないんですけれども…そもそも、もう喋ることはそんなにないし、質問されたことに全部答えていったらマイナスなこともあるだろうから、それはゆっくり、感情に訴えるようなことを言うのは自然なんじゃないですかね?」と、斎藤知事の思惑について考察しています。
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(文/Sirabee 編集部・星子)