『虎に翼』寅子の結論「法は船」、じつは物語の冒頭で… “散りばめられた伏線”に「そうだったのか」
26日放送の朝ドラ『虎に翼』で、伊藤沙莉演じる寅子が「法とは船のようなもの」と表現。第1話を振り返ってハッとする人も…。
■物語冒頭から示されていた?
さらに、「そういえばこのドラマの初回冒頭は『笹』で作られたと思われる舟が川を流れていく描写から始まりましたね」「法とは舟のようなものである。初回冒頭の笹舟に行きついた!」とハッとする人も。
第1話冒頭は川面が映し出されて始まるが、そこには笹舟が浮かんでおり、そこから日本国憲法を読む寅子→漂着する笹舟→涙する寅子、という流れで描写。「第1話冒頭で新憲法に涙する寅子のもとに漂着した『笹舟』は、法の精神を象徴していたんだな」と納得の声が上がった。
■あれもこれも…
また、なかには「船のたとえが出てきちゃうと、稲さんの影がどうしたって漂うのよ…」「なるほど。だから船から人が来てたんだな」「美位子が燈台からライトハウスへってのにも感動したんだけど、今日の法は船のようなものにも繋がって…そして皆が集まる中、梅子が船を漕いでいるって 笑」といった声も。
寅子の親友で義姉である花江(森田望智)の実家で女中を、寅子の新潟赴任時代に家事手伝いをしていた稲役の田中真弓は海賊を題材としたアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の主人公、モンキー・D・ルフィ役を務めており、また梅子(平岩紙)は集合した仲間のなかで1人船を漕いで(居眠りをして)いたため、視聴者の脳内で「船」つながりとなったようだ。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)