『虎に翼』寅子の結論「法は船」、じつは物語の冒頭で… “散りばめられた伏線”に「そうだったのか」

26日放送の朝ドラ『虎に翼』で、伊藤沙莉演じる寅子が「法とは船のようなもの」と表現。第1話を振り返ってハッとする人も…。

2024/09/26 15:45

伊藤沙莉

26日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』では、寅子(伊藤沙莉)が“法とは船のようなもの”という考えに到達。これまでの放送で散りばめられた伏線に納得や感動の声が上がった。


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■法とは“船のようなもの”

この日の放送では横浜家裁の所長に就任した寅子を祝うため、女子部の懐かしい面々が「笹竹」に集合。そこへ偶然、店の常連である桂場(松山ケンイチ)も登場する。

寅子が桂場の前に座り、「お会いしたら言いたいことがあったんです」「いま私は、法とは、船のようなものなのかなと思っています」と言うと、桂場は「続けて」と傾聴。

寅子は「人が人らしくあるために、尊厳や権利を運ぶ船。社会という激流にのみ込まれないための船。船の使い方は乗り手次第。人らしさを失い沈むことも、誰かを沈めることも、間違うこともある。人生という船旅を快適に、幸せに終えるために、乗り手の私達は船を改造したり、修繕したりしながら進む」と解釈を話した。

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■「そうだったのか」「胸熱」

これまで法(法律)は「守るための盾や毛布のようなもの」「きれいなお水が湧き出ている場所(水源)」、水源は「法律ではなくて人権や人の尊厳なのではないか」などと様々な解釈をしてきた寅子だが、あす27日の最終回を前に辿り着いた解釈は「船」。

これにXでは「航一、ライトハウス、燈台…ちりばめられてたなあ。そうだったのか。名前も伏線だったのね」「だから燈台でありライトハウスであり星航一……とすごく納得感があった」といった声が。

「名前に込められた意味を知って感動」「全てはこの台詞の為に。寅子に翼を与えた法律、『虎に翼』は鬼に金棒的な意味だけど、羽ばたく寅子の道標となる仲間たちを象徴してて胸熱…」などと視聴者の涙を誘っている。

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■物語冒頭から示されていた?