衝撃の“三重殺”で大谷翔平より注目された元NPB投手 「俺は嬉しい」の声も
大谷翔平選手を呆然とさせた「トリプルプレー」。ピッチャーは阪神で活躍したあの選手で…。
ロサンゼルスドジャースの大谷翔平選手が24日(日本時間25日)、対パドレス戦に先発出場。大チャンスで回ってくる“予定”だった第5打席、まさかのトリプルプレーで打席に立つことなく終戦となったが、その際の敵軍投手がネットで話題を呼んでいる。
■ドジャース最終回の猛攻
4-1の劣勢で迎えたドジャース9回裏の攻撃。
先頭打者・スミス選手のヒットを皮切りに、続くエドマン選手もヒット、そして途中出場だったヘルナンデス選手のヒットで1点を返し、ノーアウト1、2塁の大チャンスを迎えた。
■トリプルプレー
長打が出れば同点という局面でバッターボックスに立ったのは9番ショート・ロハス選手。バントでランナーを送り1番・大谷選手に繋ぐ状況も十分考えられたが、ドジャース監督は強攻を選択。
しかし、初球をスイングするとワンバウンドした打球はサード真正面に飛び、2塁走者、1塁走者がフォースアウトに。その後、打者走者も1塁でアウトとなり、まさかのトリプルプレーで終戦となった。
■日本球界からメジャーへ
ネクストバッターだった大谷選手は呆然としながら唇を尖らせてその光景を見守っていたが、ネットで注目されたのはトリプルプレーの立役者であるパドレスの守護神・スアレス選手だ。
スアレス選手はメキシカンリーグを経て2016年シーズンからNPB入りしソフトバンク、阪神でプレー。5年間で191登板68セーブ37ホールドと活躍した後、21年にパドレス入りしている。
■対決を楽しみにしていたファンも
特に阪神時代の獅子奮迅ぶりは記憶にも新しく、ネットでは阪神ファンを中心に「我らのスアレス様 海の向こうでトリプルプレーをとる」「元気に活躍してて俺は嬉しい」「我々のスアレス様がトリプルプレーをお取りあそばされた」と、歓喜の声が相次いでいる。
一方で、「大谷翔平vsスアレス見たかったのに」「大谷に回されてたら終わってたやろ」「スアレスvs大谷翔平実現せず」と、大谷選手との対決を楽しみにしていたファンの嘆きも散見されている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)