津波注意報「50センチ」でこの威力… 衝撃映像に「怖い」「離れて!」
24日、鳥島近海を震源とする推定M5.9の地震が発生。伊豆諸島と小笠原諸島に津波注意報が発表され、Xに投稿された「50センチの津波」の実験映像に驚きの声があがっている。
24日、鳥島近海で地震が発生し、八丈島で50センチの津波を観測。津波注意報は現状ではすべて解除されているが、Xで公開された「津波の威力がわかる衝撃映像」に改めて注目が集まっている。
■八丈島で50センチの津波を観測
24日午前8時14分ごろ、鳥島近海を震源とする地震が発生。震源の深さは約10キロで、地震の規模を示すマグニチュードは5.9と推定されている。
この地震で気象庁は午前8時20分に伊豆諸島と小笠原諸島に津波注意報を発令。午前8時58分には八丈島で50センチの津波を観測したことも発表された。
なお、11時すぎに津波注意報はすべて解除されたが、NHKなどでは念のため引き続き海に入るのは避けるよう呼びかけている。
■「海岸からすぐに離れて」
津波注意報は予想される津波の高さが0.2メートル以上、1メートル以下の場合で、津波による災害のおそれがある場合に発表される。
今回、八丈島で観測された津波の高さが「50センチ」と聞くと、それほど高くないというイメージを抱きがちだが、Xではガッテム竹内(元ハガキ職人)氏が50センチの津波を再現した「港湾空港技術研究所」の実験映像を投稿。
映像を見ると、ロープにつかまった男性の足元に津波が届いた瞬間、一気に足元をすくわれて倒れ、そのまま体が流されそうになっている。ガッテム竹内氏も「50センチの津波でこの威力」とつづっている。
■「50センチでも怖い」の声
他のユーザーも「津波は1メートルの波じゃなくて、1メートルの水の壁が来ます。勘違いしている方が多いです。50センチの津波でも、船が転覆する威力!」「高さ1メートルの津波での死亡率はほぼ100%だとか。30cmでも歩行不可能に。津波の威力の凄さ」と反応が。
「50cmと油断しがちかも」「50センチでも怖い」「津波はやばい。逃げられないからな」といった声もあがっていた。