佐久間宣行P、理不尽なことを言ってくる相手への“対応テクニック”がさすが
佐久間Pの対応に「セクハラとかにも使えそう」と納得。
テレビプロデューサーの高橋弘樹さんが17日、自身のYouTubeチャンネル『ReHacQ-リハック-』を更新。
同じく“元テレビ東京”のテレビプロデューサーである佐久間宣行さんが出演し、“理不尽な人への対応”を語りました。
■理不尽な人にはウケてる風に…
社会で生きていくには、理不尽な人と対峙しなければいけないことも少なくありません。佐久間さんは「とくに俺と高橋がADやってた頃なんて理不尽祭りだったからね」と、今ならパワハラ・セクハラと問題視されることだらけだった時代だったと振り返りました。
佐久間さんは「テクニックとして結構やるのが、“めちゃくちゃウケてる風にして、古いのを指摘する”っていうのをやる」と話し、めちゃくちゃなことを言われた際に「うわっ! すごいっすね! 古いっすね!」と、怒っておらずテンション高め&ウケている感じで伝えることを明かしました。
■空気を壊さない「封じ込め方」
佐久間さんが「それ、本気じゃないですよね、ボケてるんですよね? ボケじゃなかったらヤバいですよね」というテンションで話すと説明すると、高橋さんは爆笑しながらも「それいいな、セクハラとかにも使えそう」と納得。
「昔は、真面目な声のトーンと表情で「マジで言ってんすか?」と伝えていたという佐久間さんですが、「それだとダメだなと思って」と、ある時から対応を変えたのだとか。
本当に問題だと思う発言には真面目に指摘するとしながらも、「気づいてないくらいのやつは『出たっ! マジで言ってんすか?』って言うと、『いや、マジじゃないマジじゃない』ってなるから。それは、空気を壊さない封じ込めにはいいよ」とアドバイス。
「キャラにもよるけど、俺の場合はそれで封じ込められたことがたくさんある」と対応テクニックを伝えました。
■映像チェックに愛犬を連れてきたP
また、過去に佐久間さんが演出・高橋さんディレクターを担当した番組のプレビュー(映像チェック)時の“事件”を回顧。
立ち会った同番組のプロデューサーが、なぜか愛犬を連れてきたのだとか。よく吠える犬だったようで、その度に「1回止めて。どうしたの? 怖いの?」と犬に声をかけていたというプロデューサー。
映像をチェックする…という真面目な作業に犬を連れてきたことや、吠えるたびに中断させられた場合、本来は怒りがこみ上げてきそうですが、佐久間さんは「俺は『コント 犬を連れてくるプレビュー』と思って臨んでるから。エンジョイするしか乗り切る方法ないよ」と、楽しんでいたそう。
自分の状況を俯瞰でみて、面白く思うようにすると話すと、高橋さんは「あまりに理不尽だったらコントと思えばいいのか」と納得した表情を見せました。