大阪人が絶賛するたこ焼き器『炎たこ』が最高 東京都民でもプロ級のたこ焼きが作れるよ
自宅でお店レベルのたこ焼きを焼きたいなら、これを使うしかないです。
大阪人なら1家庭に2個でも3個でもあって普通の『たこ焼き器』。関東人にとっては縁遠いアイテムかもしれないが、生粋のたこ焼きマニアである記者は、最近ホットプレートに付いているたこ焼き器を使い自分で焼き始めたのだがどうにも上手くいかない。
それを大阪人に話してみると「たこ焼きを家で焼くならガスじゃないとダメですよ。火力弱すぎ(きっぱり)」と、そもそも使っている機材がアカンということを教えてくれた。
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■iwatani『炎たこII』
じゃあどんなたこ焼き器ならいいんだってばよ!? とも聞いてみると、教えてくれたのがiwataniの『炎たこII』という、カセットガスたこ焼き器。
開けてみると長方形のカセットコンロにたこ焼きプレートがのっているだけのようにも見えるかもしれないが、外してみるとその違いがすぐにわかった。
■特殊なバーナーの形でムラなく焼ける
バーナーの形がU字になっており、ホットプレート全体をまんべんなく加熱できる仕様なのだ。
どの料理でもムラなく焼けるのは大事だが、たこ焼きはすべてを絶妙なタイミングで焼かないといけない料理。この形は最高のたこ焼きを作るために欠かせないものなのだろう。
■どれだけ美味しいたこ焼きを焼けるのか検証
そこで、スーパーなどで売っているたこ焼きの材料を使い、どれだけ美味しいたこ焼きを炎たこIIで焼けるのか検証。
今回はたこ焼き粉のレシピに従って作ったが、炎たこIIに付いているレシピでも美味しいたこ焼きが焼けるようなので、たこ焼き粉を使わずに作る場合はこれを参照してもよいだろう。
■初心者でも簡単調理
まずは生地を流し込み、たこやその他の具材を入れていく。この時点でわかったのだが、プレート外側と中心部の焼き加減がほぼ均一なため焼きムラが無い。
半分ほどひっくり返してみてもほとんど焼き加減が一緒のため、串でひっくり返せないものが一部あるということもなく、プレートの切れ込みに沿って生地を分けていけばたこ焼きの大きさに差も出ないため、初心者でも簡単に調理することができる。
■しっかりフワトロのたこ焼きに
あとはまん丸に焼けるまでたこ焼きを転がしていくと…
御覧のようにそこらへんのたこ焼き屋とそん色ない仕上がりに。焼きムラがなく加熱時間も短めで済むため、しっかりフワトロのたこ焼きに仕上がっていた。
■お店に負けないたこ焼きを焼くことができた
結果としては、ホットプレートのたこ焼き器よりもはるかに良い仕上がりとなり、たこ焼きを焼いたことがない初心者でもお店に負けないたこ焼きを焼くことができた。
また、熱源もカセットボンベのためキャンプやバーベキューでアウトドアタコパもでき、場合によっては防災にも役立つかもしれない。とにかくおうちで美味しいたこ焼きを焼きたいなら、炎たこIIは間違いない選択として胸を張ってお勧めできるアイテムだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)