任天堂とポケモン、『パルワールド』で話題のポケットペア社を提訴 「とうとう来たか」の声も

19日、任天堂株式会社と株式会社ポケモンが株式会社ポケットペアを特許権の侵害訴訟で提訴すると発表した。

Palworld

19日、任天堂株式会社と株式会社ポケモンは、一時期物議を醸したゲーム『パルワールド』を開発・販売する株式会社ポケットペアを特許権の侵害訴訟で提訴すると発表した。


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■「ポケモンと似てる」の声も

パルワールド

今年の1月19日に発売された『パルワールド』は、不思議な生き物「パル」が暮らす世界を舞台とした、オープンワールドサバイバルクラフトゲーム。

パルと出会い、捕まえたり、育てたり、闘わせたり、働かせたり、売り飛ばしたりと、様々なパルたちと協力しながら、広大な世界を思うままに冒険することができる作品だ。

発売からたった3日で400万本セールス突破し、Steamでは同時接続者数の最大ピークが129万人とインディーゲームながら爆発的なヒットを記録すると同時に、ゲーム内で登場するパルのデザイン、また作品の雰囲気から「ポケモンに似てる」といった声が多く上がっていた。

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■「複数の特許権を侵害している…」

そして、今月の19日に任天堂株式会社と株式会社ポケモンがそれぞれの公式サイトにて、株式会社ポケットペアを特許権の侵害訴訟で提訴すると発表。

【任天堂】

この訴訟は、被告が開発・販売するゲーム『Palworld / パルワールド』が複数の特許権を侵害しているとして、侵害行為の差止及び損害賠償を求めるものです。当社は、長年の努力により築き上げてきた当社の大切な知的財産を保護するために、当社のブランドを含む知的財産の侵害行為に対しては、今後も継続して必要な措置を講じていく所存です。

【ポケモン】

この訴訟は、被告が開発・販売するゲーム「Palworld / パルワールド」が複数の特許権を侵害しているとして、侵害行為の差止及び損害賠償を求めるものです。 今後も、ポケモンに関する知的財産権の侵害行為に対し、適切な対応を取っていく所存です。

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■「とうとう来たか」の声も

株式会社ポケモン

過去に株式会社ポケモンは、公式サイトにて「お客様から、2024年1月に発売された他社ゲームに関して、ポケモンに類似しているというご意見と、弊社が許諾したものかどうかを確認するお問い合わせを多数いただいております」とした上で「弊社は同ゲームに対して、ポケモンのいかなる利用も許諾しておりません」と『パルワールド』に対する姿勢を明らかにしていた。

発売当初から注目が集まっていただけに、本件を受け「どのような戦いになるかは気になる」「著作権かと思ったら特許権侵害になるんですね」「とうとう来たか」と様々な反響が相次いでいる。

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■執筆者プロフィール

根室 ひねき:『Sirabee』編集部記者。

ブラックコーヒーとブラックチョコで稼働している、東京育ちの20代のライター。取材、食レポ、エンタメ系などを中心に執筆することが多い。筋トレの沼から抜け出せなくなった悲しきゴーレム。

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(文/Sirabee 編集部・根室 ひねき

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