読売ジャイアンツが“優勝するために必要な条件” 田尾安志氏が独自分析「今週の6連戦を…」
セ・リーグ首位に立ち、優勝が見えてきた読売ジャイアンツ。田尾安志氏は「阪神タイガースにもまだチャンスがある」と指摘して…。
元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の田尾安志氏が、自身のYouTubeチャンネル『TAO CHANNEL』を更新。読売ジャイアンツ優勝の可能性を分析した。
■田尾氏がセ・リーグの優勝争いを語る
セントラルリーグの優勝争いを田尾氏が阪神目線から分析した今回の動画。
同氏は阪神が多く試合を残す横浜DeNAベイスターズが、「タイガース戦に良いピッチャーを当てないローテーションになっている」と指摘する。
そして「2位阪神と首位巨人の2ゲーム差は大きいですけど、追いつく可能性はあると思います」と分析した。
■巨人は今週が勝負と予想
首位巨人の現状を田尾氏は「ジャイアンツは今週が1番の勝負週だと思いますね」と分析する。
さらに18日からDeNA、広島東洋カープ、阪神タイガースとそれぞれ2連戦、合計6試合を戦うことに言及し、「この6連戦をジャイアンツが勝ち越せたら、このまま行く可能性が高いかなと思います」と持論を展開。
勝敗については「他球団も最後のあがきでジャイアンツに向かっていくんではないかなと思いますね。 そうなると、そんなに大きな勝ち越しは、期待しないほうがいいのかなと思いますね」と予想した。
■3勝3敗でもOK?
さらに田尾氏は「ジャイアンツからすれば、できれば4勝2敗でいきたいけれども、3勝3敗ならOKかなっていうところではあると思いますね。この6連戦は非常に見所が多いゲームになると思います」とコメント。
阪神については「明日がドラゴンズ、そして1日空いてDeNAベイスターズ2連戦。そしてジャイアンツの2連戦。 この4つですね、この4つが終わった時点でどうなってるのか。 これで今シーズンを占えるのかな。まだまったく見えないのかな。どちらかになると思いますね」と語った。
■9月に入り阪神が猛チャージ
セ・リーグの優勝争いは9月に入り、巨人が首位に浮上。8月終了時点で1位だった広島は勝負どころで6連敗を喫し、3位に後退した。
一方昨年の覇者阪神は、8月31日時点で首位と5.5ゲーム差をつけられたものの、9月に入り10勝3敗と猛チャージ。16日終了時点で1位の巨人に2ゲーム差の2位につけ、逆転優勝の可能性を残している。