ファミマが“闇落ち”してしまう…? 新作「背徳のコンビニ飯」がジャンクすぎてたまらない
ファミリーマートこと「ファミリー“魔”ート」に背徳的過ぎるグルメが登場。実際に食べてみた結果…。
ファミリーマートは背脂・にんにく・チーズなどを使用した罪悪感マシマシの“背徳飯”が一堂に会するキャンペーン「背徳のコンビニ飯」を17日から開催する。かなりジャンクなグルメが揃っているようで、いくつか紹介していこう。
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■ファミマが闇落ちしてしまう
ネーミングの時点でパンチがある「背徳のコンビニ飯」キャンペーン。
何やら“本能にあらがえない、禁断のウマさ”をテーマに、おむすびやサンドイッチ、丼やパスタなどに、欲望を駆り立てる7種類の“背徳食材”(背脂、バターソース、にんにく、から揚げ、玉子、マヨソース、チーズ)をそれぞれ使用した商品が展開されるという。
メディア向けに提供された特別なボックスには「この度ファミマは、闇落ちして、ファミリー“魔”ートになりました」と記されていた。
漫画やアニメ、ゲーム、映画など、どのジャンルにも闇落ちは存在するが、ここまで丁寧な「闇落ち宣言」は他にないだろう。なお、ファミマが闇落ちすると「カロリー」に関するセーフティーが外れるようだ。
■これは、背徳的すぎる
今回試す背徳コンビニ飯は『麺屋こころ監修 背脂ニンニクマシマシ!台湾風まぜそば』(680円)、『チーズに溺れる濃厚カルボナーラ風ライス』(598円)、『大盛から揚げとにんにく背脂醤油マヨパスタ2』(578円)の3種。いずれも見るからにハイカロリーで魅力的。
はじめに試したのが、台湾風まぜそば。人気商品である「麺屋こころ監修 台湾風まぜそば」を背徳アレンジした逸品で、中太の中華麺・醤油ベースのピリ辛専用ダレに、肉そぼろ炒め・青ねぎ・卵黄ソース・刻み海苔・もやし・煮干し粉末をトッピング。従来品よりも刻みにんにくを増量し、さらに背脂もトッピングされている。
全体をかき混ぜると、ガーリックのガツンとした香りが漂い食欲を刺激される。食べると煮干し粉末や醤油の味わい、またピリ辛な風味が絶妙にマッチしていて美味い! ねっとりとした食感も背徳感があり、とにかく味が濃く濃厚。食べごたえはもちろん、ボリュームも有り、“エネルギーを摂取している感”がたまらないぞ。
ちなみに、底にタレと肉そぼろが溜まりがちであるため、食べる際は思いっきり天地返しするのがおすすめだ。
■それぞれの特徴があって…
次に試したのが『チーズに溺れる濃厚カルボナーラ風ライス』。ごはんの上にチーズ入りの濃厚なホワイトソースをのせ、さらにチーズをトッピングしたという、チーズ好き向けの背徳的な商品。
食べた率直な感想としては、カルボナーラ風味のまったりとした舌触りのリゾット…といった感じで、鼻を抜けるガーリックの香りがアクセントになっている。味自体はそこまで濃くないため、3つの商品の中で一番控えめで万人向けといった印象だ。
そして、ラストの商品が『大盛から揚げとにんにく背脂醤油マヨパスタ2』だ。
2023年9月に発売し「背徳感」あるパスタとして話題となった商品のパワーアップ版で、鶏のから揚げ・刻みにんにく・マヨソース・キャベツ・海苔・青ねぎのトッピングは盛りだくさん。
一口食べると、醤油ベースの味わいとガーリックの風味が広がるのだが…思いのほか食べやすいのに驚いた。とはいえ、背脂やマヨネーズがかかっているため、全体的にかなりオイリー。パスタの量も大盛りで食べ応えも抜群であるため、コスパを重視する人はこれ一択かも。
味がかなり濃いため万人にはオススメできないが、個人的に好みだったのは『麺屋こころ監修 背脂ニンニクマシマシ!台湾風まぜそば』。他にも背徳コンビニ飯は展開されているため、気になった人は闇落ちしたファミマに訪れてみて欲しい。
■執筆者プロフィール
木根大心:『Sirabee』編集部記者。
インタビューや商品レビューをメインに執筆。日々のグルメレビューによって必要以上のカロリーを摂取してしまうが、自身の基礎代謝を信じすぎているためあまり年々丸くなっているのが悩み。
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(取材・文/Sirabee 編集部・木根 大心)