デーブ大久保氏、大谷翔平に次にMLBで活躍しそうな日本人選手を語る 「速い球がちょっと…」
大谷翔平の次に活躍しそうな日本人プロ野球選手をデーブ大久保氏と愛甲猛氏が予想。ヤクルト・村上宗隆やロッテ・佐々木朗希の可能性にも言及。
元読売ジャイアンツのデーブ大久保(大久保博元)氏が、元千葉ロッテマリーンズの愛甲猛氏が自身のYouTubeチャンネル『愛甲猛の野良犬チャンネル』に出演。大谷翔平選手の次に活躍しそうな日本人プロ野球選手を語った。
■大谷選手に続く選手は?
愛甲氏から「大谷に次ぐ日本人選手って誰だと思う?」と質問された大久保氏は「岡本和真はホームラン王のチャンスが…。でも、速い球がちょっと苦手だからな」とつぶやく。
しばらく悩んだうえで「浮かばないですね。大谷に次ぐと言われると。次ぐ人います?」と逆質問した。
■村上選手に言及
大久保氏に愛甲氏は「村上がどうかというところなんだけど。このあいだも『村上ってメジャーで通用しますか?』と聞かれたんだけど、俺は今のバッティングのままだときついかな」と東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手に言及する。
同選手のバッティングについて「大谷よりも下半身の動きが大きい。メジャーのバッターって最小限での動きで最大限の力を出す。だから速い球にはちょっときついかなって」と分析。
愛甲氏はピッツバーグ・パイレーツのアロルディス・チャップマン投手が36歳で160キロの球を投げる様子を見たそうで、「すごいよ。170キロぐらいを投げたピッチャー。そんなレベルで日本のバッターで誰と言われても、いないよね」と語った。
■投手で続きそうな選手は?
MLBで通用しそうな投手について大久保氏は「山本由伸でも打たれますからね。対戦したとき、打てる気がしなかった」と語る。
続けて「1イニングというなら、楽天の藤平尚真だって良いボールを投げていたし、ちょこちょこはいるんでしょうけど、先発で2桁安定して勝つ人がいるかというと。パワー系で長いイニング投げられる投手はいなくないですか?」とコメント。
話を聞いた愛甲氏は佐々木朗希投手を挙げ、活躍の可能性や現在の力量を分析した。
■村上選手はMLB移籍確実
動画内で名前の挙がった村上選手は2025年オフのポスティングシステムによるMLB挑戦を球団から容認されており、移籍は確実な状況。
岡本選手の意思は不明だが、読売ジャイアンツは選手のポスティング権行使に消極的であるため、FA権を取得する2026年オフに海を渡る可能性がある。
佐々木投手は今シーズンオフにMLB入りという声も上がっているが、現在のところ移籍の時期などは不明だ。