キャッシュレスの普及で減少も… 約3割が「買い物」のときに起こした失敗
レジで買い物をして現金で支払ったときに、つい起きてしまう失敗とは…。
忙しさの中で、なにかを忘れてしまう経験は誰にでもあるものだろう。とくに日常的に行われる買い物の場面で、お釣りを受け取るのを忘れてしまった経験がある人も多いようだ。
■約3割「買い物でお釣りを…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女685名を対象に「買い物での失敗」に関する意識調査を実施したところ、全体で32.0%の人が「お店での買い物でお釣りをもらい忘れた経験がある」と回答した。
特に忙しい日々の中で、ついお釣りを受け取るのを忘れてしまうことはめずらしくないようだ。
■若い男性が多く
性年代別では、多くの年代で男性の割合が高くなっているのが特徴である。なかでも、10〜20代の若い男性が一番多いのが特徴といえるだろう。
男性のほうが、レジで急いでしまうことが多いのかもしれない。
■出勤前のコンビニで
考え事をしていてお釣りをもらうのを忘れる30代男性は、「出勤前にいつも会社の近くのコンビニに寄るのですが、レジでの支払い後に次の予定を考えてしまっているんです。そのためにお釣りをもらわずに店を出たことが、何度かあります。スタッフの人に、大声で呼び止められて気づくんです」と語る。
さらには、「一度、声をかけられても気づかずに、あわてて後ろから追いかけてきたスタッフの方にお釣りを渡されたこともあったんです。さすがに他のお客さんにも迷惑をかけてしまったので、そのときは反省しましたね」とも話していた。
■キャッシュレス決済のため
キャッシュレス決済をよく使うのでお釣りをもらうことがなくなったという30代女性は、「最近では、キャッシュレス決済を使うことがほとんどなので、お釣りをもらい忘れるということがなくなりましたね。スマートフォンやクレジットカードでの支払いが一般的になり、現金を使うこと自体が減りました」と話す。
便利な世の中になったと思っているようで、「私も昔は現金で支払うことも多かったので、お釣りをもらうのを忘れそうになった経験もあります。しかし今はお釣りをもらうことがないのでそのようなミスをしなくなったのも、キャッシュレス決済の便利なところだと思います」と続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女685名