古田敦也氏、現役時代得意としていた投手を告白 「2球種で20勝ぐらいしていた…」
古田敦也氏が現役時代得意としていた投手を告白。90年代のエース格ばかりで…。
■苦手としていた投手の話題から…
元中日ドラゴンズの平田良介氏と元東北楽天ゴールデンイーグルスの「銀ちゃん」こと銀次氏をゲストに迎えた今回の動画。
話題は「現役時代苦手としていた投手」に。平田氏が元阪神タイガースの藤川球児氏を挙げると、古田氏も「打てなかった」と語る。
ここで銀次氏が「得意としていたピッチャーは誰なんですか？」と質問した。
■古田氏が現役時代得意としていた投手は…
古田氏は「僕が2,000本打ったときに、ヒット数が多かったのは、山本昌・桑田真澄・斎藤雅樹さん。エース格、対戦が多いねんけどな。それなりに打っていたかもしれないな」と元中日ドラゴンズの山本昌氏と元読売ジャイアンツの斎藤雅樹氏、桑田真澄現二軍監督の名前を挙げた。
銀次氏から「斎藤さんのスライダーはキレがあったんですか？」と質問されると「斎藤さんが1番打ちにくいのは、まっスラ。すげえまっスラするのよ。だから左バッターがガッシャンガッシャン詰まる」と解説した。
■スライダーが自在に曲がる
斎藤氏の投球について「結構スライダーする。だから捕手の村田真一さんがよくパスボールをしていた。村田さんがパスボール王と言われていたけど、俺もオールスターで受けて、『これはパスボールをするで』と思った。見ておかないと、普通に捕ったらビュンと曲がる」と古田氏は振り返る。
さらに「スライダーは結構曲がるんだけど、あれは自在。外から入れたり、内から入れたり。ちょっと大きかったり、小さかったり。本当に2球種で、20勝ぐらいしていた。すごかったよ。稲葉（篤紀）なんか、バットを毎回折っていた。まっスラしてたね」と語った。
■90年代の「巨人のエース」として活躍
古田氏が語った斎藤氏は1990年代、巨人のエースとして活躍。
最多勝5回、最優秀防御率3回、沢村栄治賞3回など投手のタイトルを総ナメにしたほか、1989～90年には2年連続20勝を達成。11試合連続完投勝利という今後破られる可能性の低いプロ野球記録も保持している。
