依存しているのかも… 約5割がパニックに陥った「携帯電話」にまつわること
携帯電話を肌身離さず持っているはずだったのに、気がついてみれば…。
携帯電話は単なる連絡手段を超えて、私たちの生活の中心的な存在となっている。そこまで大切なものが手元にない状況になると、パニックになってしまうのも無理はないだろう。
■約半数「携帯電話がなくパニック」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女685名を対象に「携帯電話の紛失」に関する意識調査を実施したところ、全体で53.4%の人が「携帯電話が見つからずにパニックになった経験がある」と回答した。
手元に携帯がないというだけで、多くの人が強い不安に駆られるようだ。
■若い世代に多く
性年代別で見ると、男女ともに若い世代ほどに割合が高くなっているのが特徴といえるだろう。
若者にとってスマホが生活の必須ツールとなっており、手元から離せなくなっているのかもしれない。
■ポケットになくてびっくり
スマホがなくなったと思って焦った経験のある20代男性は、「ある日、電車を降りた瞬間にポケットに手を入れたら、携帯電話がないことに気づいたんです。その瞬間、頭が真っ白になりました。電車の中に、忘れてしまったと思ったんです。とにかく焦って、かばんの中を探しました」と当時を振り返る。
かばんの中から発見したようで、「かばんの下のほうからスマホが出てきたので、安心したのを覚えています。いつもはポケットに入れているのに、その日はなぜかかばんに入れてしまっていたみたいです。見つけ出せたときは、心から安心しましたね」と続けた。
■依存から脱出するために
依存していると感じてスマホと距離を取っている50代男性は、「一時期はスマホばかり見ていたのですが、自分が依存していると感じるようになったんです。そのために移動中などに、スマホを見て時間を潰すことはやめることにしました。今は本を読むなどして、空いた時間を過ごすようにしています」と語る。
さらに続けて、「そのためにいまはスマホが手元にないからといって、そこまで焦る気持ちにはなりませんね。さすがにどこかに落としたとなれば混乱してしまうかもしれませんが、だいたいの場合はどこか別の場所に置いていただけとかなので…」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女685名