エアコンなしで眠れる日がやっと… 一方で、“油断禁物”な「サイン」を気象予報士が呼びかけ
関東地方で涼しい気温になり、エアコンなしでも寝られたと報告するユーザーが続出。気象予報士が「油断はしないようにしてください」と呼びかけたワケは…。
秋の訪れによって夜間の気温が落ち着いてきたことに、ネット上では歓喜や安堵する声が散見。そんななか、気象予報士・防災士の比連崎実氏が自身の公式Xで注意を促している。
【投稿】気象予報士が「油断はしないようにしてください」と呼びかけ
■「エアコンなしで過ごせた」の声
きょう4日のXでは「エアコンなし」がトレンド入り。
「昨日はエアコンなしで寝た マジで涼しくて気持ちよかった」「エアコンなしでぐっすり眠れました」「エアコンなしで爆睡できて嬉しい」「朝はエアコンなしでも大丈夫そう」「久々に夜と朝エアコンなしで過ごせた」といったコメントが相次いだ。
きのう3日は関東地方の各地で最高気温が30℃を下回り、東京では夜に24℃以下になった。きょう4日の朝9時頃も25℃台の気温で「今日は涼しいからエアコン要らないね」「そろそろエアコンなしでいけますよね」と寝苦しい夜から解放されることに安堵するユーザーの声が目立った。
■気象予報士が呼びかけ
気象予報士の比連崎氏も同日の朝に「久々にエアコンなしで朝まで眠ることができました」とポスト。
「ここ最近、朝晩は少しずつ秋めいてきましたね」とつづったが、「しかし、油断はしないようにしてください」と呼びかける。
「昼間は気温が上がって厳しい残暑の地域があります」と伝え、高温になる地域を示す画像をアップ。関西地方、中国・四国地方、九州地方では広い範囲で30℃超えになると予想され、東日本では秋田県、新潟県、群馬県などが該当地域になっている。
■“天気急変のサイン”に注意
さらに比連崎氏は「またきょうは広い範囲で晴れるものの昼前ごろからは急に天気が崩れる所がありそうです」と続ける。
主に「雷の音が聞こえた」「周りが急に暗くなる」「急に冷たい空気を感じる」といった3つの現象が起きたときは「天気急変のサインだど思ってください」と説明。「発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるようにお願いします」と注意を促した。