伊集院光、『24時間テレビ』に対する批判の声を一蹴 「言うだけ野暮」「やす子にしてる募金が…」

伊集院さんは今回の『24時間テレビ』の募金額や視聴率を振り返り、「絶対やったほうがいい」と語りました。

伊集院光

2日放送のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、パーソナリティを務めるタレント・伊集院光さんが、批判の声が相次ぐ『24時間テレビ』(日本テレビ系)について「絶対やったほうがいい」と語りました。


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■系列局社員の着服でさらに批判

8月31日と9月1日の2日間にわたり放送された『24時間テレビ』。同番組は以前から「感動ポルノ」など批判を集めていましたが、今年は放送前から疑問の声が広がる事態に。

直前には台風が接近していたこともありますが、昨年11月には、同局系列の日本海テレビ(鳥取県)の局長が同番組への寄付金などを10年にわたって着服していたことが発覚。系列局の社員ではあるものの、これを受け『24時間テレビ』には放送中止を求める声もあがっていました。

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■批判の声に「言うだけ野暮」

伊集院さんは、同番組について「台風っていうのもあったんだろうけど、めちゃくちゃ高い数字で」「瞬間最大20何%って、今ありえないような数字出して」というように、瞬間最高視聴率は、やす子さん完走後25・4%(全体世帯平均12・5%)と高い数字を叩き出しています。

また今回、やす子さんがランナーを務めた“チャリティマラソン”は「マラソン児童養護施設募金」とし、寄付金の全額を“目的別募金”として全国600ヶ所以上の児童養護施設に役立てられることを発表。

やす子さんが走ってる間に表示されるQRコードから募金できるというものでしたが、募金額は総額4億3801万4800円に上ったことに、伊集院さんは「要はやす子にしてる募金がだよ、4億円とかでしょ。なんだかんだで4億円寄付できるわけじゃんか」と語りました。

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■「もう“無”でよくない?」

つづけて伊集院さんは「みんな言うじゃん。『24時間テレビ』が偽善だとかさ、やめたほうがいいとかさ。もう、なんか言うだけ野暮というか、言うだけちょっと恥ずかしいっていうかさ。もう俺とは違う世界のこととして切り離していくべきだな、みたいな」と、今回の放送を終えた感想を述べます。

系列局社員の着服などについて、伊集院さんは「ニュースになったりはしたけど、それはちょっと別に切り離さないと話にならない」とコメント。

「やったほうがいいよ。絶対やったほうがいいよ」「あの金額、やす子分だけで4億円で。困ってる人に渡るんだったら、それでもういいじゃんっていうか。『もう無で良くない?』っていう感じ」と、放送したほうがいいと思う考えを伝えました。

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(文/Sirabee 編集部・冬野 とまと

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