混雑しているからこそ… 約8割が「朝の通勤電車」でできるとうれしいこと
朝の通勤電車はほとんどの場合、混雑しているので、なにかとイライラとすることも多いが…。
■約8割「朝、電車で座れると嬉しい」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女632名を対象に「電車の座席」に関する意識調査を実施したところ、全体で78.5%の人が「朝の通勤電車で座席を確保できると嬉しく感じる」と回答した。
日々の通勤でのストレスも、少しでも快適な空間を確保することで精神的な安定をもたらすのかもしれない。
■年齢を重ねるほどに…
性年代別では、男女とも年代が上がるほどに割合が高くなっている。歳を重ねるほどに、立っているのがきつく感じるのだろう。
また多くの世代で、女性の割合が高くなっているのも特徴といえる。ヒールのある靴を履いている人は、足が疲れやすいのかもしれない。
■座れると一日が違う
電車で座れるかどうかで一日の気分も左右されるという30代女性は、「朝の通勤時間は私にとって、一日の始まりを決定づける時間です。座れるかどうかで、その日の気分がかなり変わります。おそらく多くの人は座れることは奇跡に近いと思うのですが、私の仕事はシフト制なので、出勤する時間帯によっては座れるんです」と話す。
精神的な意味が大きいようで、「通勤で座っている時間なんて、とても短いものかもしれません。ただ満員電車で人と密着しているよりも、座っているほうが精神的に楽な気がします。そのためにできることならば、混雑している電車でも座りたいと思っています」と続けた。
■座ると降りにくい
降りるときに苦労するのが嫌なので立っていることが多い40代男性は、「満員電車で座るとどうしても、降りるときに大変なことになってしまいます。それが嫌なので、たとえ席が空いたとしても、私はあまり座らないようにしているんです。『すみません』と言いながら、人をかき分けるのが嫌なんですよね」と語る。
また他にも気になることがあるようで、「座っていると、だんだんと眠くなってしまってしまうんです。そのために、会社に着く頃には体がだるくなってしまいます。立っていると逆に体が目覚めて、朝の眠気も吹き飛ぶんです。なので、立っているほうがストレスも少ない気がして…」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女632名