街中で発見した謎のカフェ、名前2文字に目を疑う 「図書館じゃダメ?」と疑問の声も…
お金を払って利用する「勉強カフェ」に「図書館でやれば?」と疑問の声が。創業者は「勉強ができる環境は限られている」と分析する。
いわゆる「コンカフェ」(コンセプトカフェ)を筆頭に、街中で様々なジャンルの「◯◯カフェ」を目にする昨今。
だが以前X上では、とあるカフェの掲げた2文字に対して「成り立つの?」と、疑問の声が寄せられていたのだ。
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■とある「◯◯カフェ」に疑問が…
ことの発端は、金融系インフルエンサー・mojaさんが投稿した1件のポスト。
「最近これ大阪でもよく見るけど何!?」という疑問から始まる投稿にはビルの写真が添えられ、建物の4、5階に入った「勉強カフェ」なる施設の名前が確認できる。
ポスト本文は「勉強なんてタダなんだから図書館でやりゃいいじゃん。成り立つの? それともレンタルルーム的な違う用途で利用できるとかあるんですかね!?」「詳しい人教えて!」と、続いていた。
■勉強するためのカフェは必要?
本文にもあるように、無料で利用可能な図書館に読書でなく、勉強目的で訪れる人は少なくない。
且つ、通常のカフェでも勉強に励む利用客を目にする機会は多いため、わざわざ「勉強カフェ」をオープンすることに、疑問を覚えた人もいるだろう。
件のポストは投稿からわずか数日で4,000件以上ものリポストを記録し、実際「成り立つんだなぁ…」「利用している人多いのかな?」などの疑問の声がXユーザーから寄せられていた。
しかし、それを上回る多数のユーザーが「図書館は自習禁止の場所もあります」「カフェはカフェで回転率あるだろうし、長居はできない」といった具合に、同施設の必要性について説明していたのだ。
なお、ポスト投稿主・mojaさんに投稿の経緯を聞くと、「勉強なんて図書館へ行けば良いのに、課金してまで行く必要あるのかな? と感じましたが、最近よく見る看板なので、利用者は必ずしも勉強しに来ているワケでなく、違う使い方をしている人もいるのでは? と疑問に思ったからです」との回答が得られた。
そこで今回は、勉強カフェを運営する「株式会社ブックマークス」に取材を実施することに。その結果、多くの人にとって同施設が「なくてはならない」理由が明らかになったのだ…。