台風対策で「これは参考になった」と話題に トイレの心配事は“アレ”で防ぐ「マジで大事」の声も
台風10号の影響で各地で大雨も予想されるなか、心配なのがトイレの“あの問題”。簡単にできる対策法が「参考になった」と話題に。
■浸水、氾濫にも注意
強い台風10号は九州を暴風域に巻き込みながら北上しており、各地で突風が吹いたり、激しい雨が降ったりしている。
西日本では、30日にかけて猛烈な風が吹くほか、九州や四国、東海では30日にかけて線状降水帯が発生する恐れもあり、気象庁は暴風や土砂災害、低い土地の浸水、川の氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけている。
すでに氾濫している河川や、氾濫危険水位を超過している河川もあるため、注意が必要だ。
■トイレの逆流対策
そんななか、Xではとあるユーザーが、「台風対策でこれは参考になった。冠水によるトイレの逆流予防対策」と、冠水時のトイレの逆流対策の方法について紹介。
45リットルのゴミ袋を2枚重ねにして、20リットルの水を入れて口を閉じて「水のう」を作る。これを便器に入れれば、蓋となって逆流の予防になる。
ユーザーは「線状降水帯による冠水、エリアメールの内容にも留意」と呼びかけている。
■逆流の前兆
台風などで短時間のうちに激しい雨が降ると、汚水管に大量の水が流れ込み、急激に水位が上昇。下水が逆流してトイレや浴室、洗濯機置き場、キッチンの排水口などから水が吹き出る恐れがある。
NHK防災の公式サイトによると、トイレからボコボコと異音がする、中の水が跳ねる、悪臭がするといった場合には、逆流する前兆である可能性も。水のうを用意して注意し、トイレが使えない場合に備えて簡易トイレの準備もしておくと便利とのことだ。
■すでに対策を始めた人も
Xでは、冠水しているとみられる地域の人から「1階が臭くなってきたので、これを思い出して慌てて蓋をする」「ボコっと一瞬逆流あったから初めて水のうを作ってトイレ排水口に被せた」「トイレのお水がポコポコし始めた。水のう作って逆流防止」との投稿も。
また、「留守中に溢れてたってこともあります。面倒なんですが留守にされるときに蓋をして、帰宅後トイレを使ってないときは蓋をしておくって使い方ができればベスト」「マジで大事。ふと気づくと逆流し始めてね? ってなる」との呼びかけも見受けられた。
・合わせて読みたい→台風7号接近に備え「水を入れたビニール袋」を作って “設置すべき場所”を警視庁が解説
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)