【台風10号】電気が使えなくなったときの米の炊き方、これはタメになる… アイラップが「拡散希望」
台風10号の影響で停電している地域もあるなか、「アイラップ」が電気を使わずに炊飯する方法を紹介。「画像保存」「印刷しておくのもオススメです」と呼びかけた。
強い台風10号への警戒が呼びかけられるなか、岩谷マテリアルの「アイラップ」が29日、公式Xを更新。電気が使えなくなった際の炊飯の方法について紹介している。
■九州で26万軒余りの停電が発生
強い台風10号は29日午前8時ごろに鹿児島県薩摩川内市付近に上陸。午前10時時点では熊本県天草市付近を時速15キロで北へと進んでいるとみられる。
鹿児島県に発表されていた特別警報は警報や注意報に切り替えられたが、気象庁では暴風や高波、高潮、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒を呼び掛けている。
九州電力送配電の公式サイトによると、台風10号の影響などで、29日午前11時時点で、九州各地で26万軒あまりの停電が発生している。
■「イザ」に備えるご飯の炊き方
アイラップの公式Xでは、「拡散希望」として、「イザという時に備えて、ご飯の炊き方は覚えておきましょう」と、炊飯器を使わずにご飯を炊く方法を紹介。
お米1に対して水1.2の割合でアイラップの中に入れる。中の空気をしっかり抜いて、上までねじり上げ、できるだけ袋の上のほうで結ぶ。
お米を20分ほどつけておき、底に耐熱皿を敷いた鍋でお湯を沸かしてお米を入れたアイラップを鍋の中に入れる。この際、袋が鍋底や鍋肌につかないように注意する。
お湯がグツグツしないポコポコくらいの火加減を維持して、20~30分加熱。お湯から出して10分蒸らし、全体をよくほぐしたら完成だ。
■「画像保存」呼びかけ
また、「よくある質問」として、「火と鍋と水があるならそのまま炊けばよくない?」との質問に「断水時の節水方法のひとつです。洗い物削減や繰返し使用できます」と回答。
「お米は無洗米でないとダメ?」との問いには「普通のお米でも炊けます(研がなくても大丈夫です)」と答えている。
この炊飯方法について、「通信障害が発生した場合は、データも見れない可能性があります」として、「画像保存しておいてください。印刷しておくのもオススメです。防災グッズの中に入れておきましょう」と呼びかけている。
■「防災グッズの中に」の声
この投稿に、ユーザーからは「こういういざというときの対処法とか有益な情報こそ広まるべき!」「パッケージに印刷してほしいなっていつも思ってる」「アイラップは、防災グッズの中に入れてますよ」といったコメントが寄せられた。
また、「アイラップの中に、あらかじめ米1合と、袋に入れた紙コップとスプーンを一緒に入れておきます!」「今度練習してみようかな」という声も見受けられた。