『ZIP』台風10号、中継先の状況が急変… 水卜麻美アナの「冷静な対応」がさすが
台風10号が迫る鹿児島県からの中継。危険な状況を察した水卜麻美アナウンサーの対応がお見事…。
28日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)では、台風10号が接近している鹿児島県からの中継を交えて、最新情報を報道。
中継先の天候が急変し、同局の水卜麻美アナウンサーの対応が注目を集めました。
■わずか1時間で天候急変、危険な状況に
注目を集めたのは、7時59分頃から行われた鹿児島県志布志市からの屋外中継。
この1時間ほど前にも同じ地点から中継が行われており、当時はまだ雨風もそれほど強くない状況でしたが、すでに天候が急変しており、画面越しにも暴風とともに屋根を叩きつける凄まじい雨音が伝わってきたほど。
■中継先「暴風で車が揺れる」「恐怖を感じる」
中継先の男性アナウンサーは「先程の中継後から少しずつ雨が降りはじめ、そこからおよそ30分程でいまの風の勢い、強い横殴りの雨となっています」と、短時間で状況が変わったと説明。
安全な屋根のある場所から中継しているとも説明し、待機中は車中へ避難していたといいます。
しかし「とてもじゃないですけど、外に出ることはできないですね。私も今まで経験したことのないような雨と風の強さとなっています」「車の中にいても、風で車自体が揺れるというぐらいの強さの風です」「我々も、少し恐怖を感じるような雨と風になっています」と危険な状況が伝えられました。
■スタジオの声届かず… 水卜アナが状況を察知
その中継の途中で、水卜アナが中継先のアナウンサーに声をかけた場面が。
しかし、水卜アナからの呼びかけに全く気付かず暴風雨のなか必死にリポートが続けられる様子に、水卜アナは何かを察したような表情を見せ、すぐに声をかけるのをやめました。
そして、無事に中継が終わると「恐らく、雨・風の音でこちらからの声もなかなか届かないような状況と考えられます」と、すぐに視聴者へ状況を説明。
■水卜アナ「雨や風が強くなる前に対策・避難を」
続けて、「1時間程前はまだ、雨風が弱かったんですけど、一気に状況が変わりました」とも改めて説明。
同日に気象庁と国土交通省が緊急会見を行ったことにも触れ、「気象庁の担当の方が仰っていましたけど、このような状況になってから外に出て避難するのは非常に危険だということが、この映像からも伝わると思います。雨や風が強くなる前に、どうか対策・避難をして頂ければと思います」と呼びかけました。
瞬時に中継先の状況を察して、視聴者へも注意を呼びかけた冷静な対応は“さすが”のひと言です。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)