堀江貴文氏、セブンイレブンの宅配ピザ事業参入にある“真の狙い”を分析 「ひとつのポイントは…」
話題を呼んでいるセブンイレブンの宅配ピザ事業参入。堀江貴文氏は真の狙いが他にあると予想する。
大手コンビニチェーン・セブン−イレブンの宅配ピザ事業参入について、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が27日投稿のYouTube動画で解説。参入の裏にある真の狙いを分析した。
■ドーナツ販売を撤退した過去
かつてセブン−イレブンはドーナツ販売を始めるも撤退した苦い過去があるが、堀江氏は資本力によって何度でも再チャレンジができると解説し、ピザ事業の参入について「宅配ピザ各社は戦々恐々としています」とコメント。
また、粉ものであるピザは利益率がいいとして、「粗利率は50%は余裕で超えてると思います」「500円とかで販売しても採算は取れると思う」と説明すると、ここで「セブン−イレブンが宅配ピザ事業に参入したひとつのポイントは…」と核心に触れ始める。
■外国人人材を活用?
堀江氏はセブン−イレブンの狙いとして、宅配ピザチェーンの市場を奪っていくほかに「宅配事業を本格化させる意図があるのではないかと」と分析。
「これまで地方で人材が獲得しづらかったですけど、外国人実習制度が改定されて、移民を認めるような、近隣諸国から人材を獲っていく政策に変わったので」「以前は運転免許を獲るのが難しかったんですが、いろいろな言語で獲れるように制度改革されたので」など、追い風となる制度の改定についても触れる。
■「各種商品の一緒に配達もする」
そしてこれらを総合し、「外国人が地方で、セブン−イレブンの加盟店でデリバリーをやる人材の目処が立ってきたのではないかなと」とまとめると、「つまり、ピザのデリバリーが目玉なんですが、それ以外のセブン−イレブンの各種商品も一緒に配達すると」と同社の狙いを予想。
「これは他のピザチェーンにはない強みで、とくに高齢化が進みまして、コンビニすら行くのが難しいというような人たちが大量に発生します」などと続け、買い物難民が増えるこれからの時代におけるニーズを指摘した。
これに対しコメント欄には、「他の業態との共同配送なども進みそうですね」「安い給料で現場は大変だろうな」「配送はUberに丸投げしそう」など、期待や不安が入り混じっている。