台風10号接近で緊急会見 “ある事態”にネット戦々恐々「これはアカンやつ」「今年2回目」
台風10号の接近を前に、気象庁と国土交通省が合同で会見を実施。SNSでは「それだけ異常気象が増えた」との声も。
台風10号の接近を前に26日、気象庁と国土交通省が緊急会見を開き、注意を呼びかけた。Xでは、2省庁が合同で会見するといった事態に危機感を募らせる人も見受けられた。
■記録的な大雨となる予想も
台風10号は日本の南の海上を発達しながら西北西に進んでいる。今後暴風域を伴って西日本から奄美地方に接近する恐れがあることから、気象庁と国交省が26日午後に合同で会見を行った。
気象庁によると、あす27日から28日にかけて西日本を中心に猛烈な風となるところがあるほか、29日正午までの24時間雨量は、西日本から東日本の広い範囲で、300ミリから400ミリの記録的な大雨となる所もあるとの予想も。
■情報の確認や早めの避難を
気象庁では、「今後、台風の速度が遅くなれば雨量がさらに多くなる可能性もあり、今後の予想に十分注意してほしい」と呼びかける。
また、国交省では、大雨による河川の増水や氾濫、高潮による洪水、内水氾濫などの危険性を指摘。早めの避難を呼びかける。また、鉄道や航空便など交通機関への影響もあるとして、最新の情報を確認することも呼びかけている。
■合同会見は「ヤバイ時」
先週15日には、台風7号の東日本への接近に際して、気象庁と国交省が合同で会見を実施。NHK災害担当記者の藤島新也氏が、自身のXで「覚えておいて損が無いのは、台風のニュースで『気象庁と国交省の担当が顔出しで一緒に登場するのはヤバイ時』ということ」と呼びかけて話題となっていた。
今回も、2省庁の合同会見が行われたことから、ユーザーが「気象庁と国交省がWで会見するのは台風が超大型で警戒しろってことだって」「同時に記者会見するときはヤバいの法則…」「気象庁と国交省の合同会見きたぁ。これはアカンやつや」と反応。
■「毎回どっちも…」「異常気象が増えた」の声
また、「気象庁と国交省の合同会見、最近増えたよね」「気象庁と国交省が共同で会見ってかなりな事態なのに、今年2回目っていう…」「ここんとこ毎回どっちもいらっしゃる」「最近これがデフォになってる」という指摘も。
「ここんとこずっとヤバい話ばっかりでだんだんマヒってくるよな」「それだけ異常気象が増えたってことなんですよね…」「油断したらあかんってことやな」との声も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)