立浪和義監督に“育成してほしい選手”を山﨑武司氏が提言 「球界を代表するバッターに…」
岡崎郁氏のYouTubeに登場した山﨑武司氏が今季の中日ドラゴンズを分析。立浪和義監督の選手起用などを語る。
■山﨑氏が中日のキーマンを選定
山﨑氏は中日の「終盤戦のキーマンは？」と質問されると、「これは絶対的に野手で今、がんばっている石川昂弥です」と話す。
続けて「どこのチームでもチームとして、育てなきゃいけない。一丁前にしなきゃいけないという選手が、やっぱりいると思います」とコメントした。
■石川選手に期待
同氏はオリックス・バファローズの中嶋聡監督が、紅林弘太郎選手を我慢して起用し続け、レギュラーをつかんだことを挙げ「石川は紅林よりもバッティングのレベルは1枚も2枚目も上」と指摘する。
そのうえで「そういうなかでは、育ててほしいというところは、私たちはあると思いますので。球界を代表するバッターになってくれることを期待しております」と石川選手の成長に期待を寄せた。
■中日の現状は「非常に苦しい」
中日ドラゴンズの現状については「今、最下位（現在は5位）ということで 、非常に苦しいんですけども。やはり143試合、全うして。やっぱり反省するとか反省して、前を向いていって欲しいと思います」と持論を展開。
続けて「まだ数字上はCS（クライマックスシリーズ）が首の皮1枚、繋がっております。もう不可能だっていうところではありませんので、なんとかドラゴンズファンのためにも、良い試合を見せてほしいなと思ってます」とコメントした。
山﨑氏は石川選手に加え、2軍暮らしが続いているダヤン・ビシエド選手の起用法についても持論を展開していた。
■今季は1軍・2軍を行き来
石川選手は2019年のドラフト会議で東邦高校から1位で入団。地元の愛知県出身ということや、中日では少ない右のスラッガーということもあり、大きな期待をかけられている。
昨年121試合に出場、13ホームランを放ったものの、今シーズンは1軍と2軍を行ったり来たりの状態で、ホームランは3本にとどまっている状態だ。
