モバイルバッテリー、約2割の人が「何気なくやっていること」 じつは超危険…
使用中のモバイルバッテリー、もしかしたら発火するかも…。
スマートフォンやパソコンを使う多くの人の必需品になっているであろう、モバイルバッテリー。じつは、何気なくやりがちな“あること”が危険なことが分かりました。
■約2割「モバイルバッテリーを落としたことがある」
Sirabee編集部がモバイルバッテリーを使用している男女499名を対象に「モバイルバッテリーの使用方法」に関する意識調査を行ったところ、全体で15.8%の人が、「モバイルバッテリーを落としたことがある」と回答。
その回答の割合を男女別に見ると、女性が11.3%に対して、男性が19.6%と、女性に比べて男性の該当率がやや高い結果となりました。
■落としたモバイルバッテリーが発火
約2割の人がモバイルバッテリーを落としたことがあることが分かりましたが、名古屋市消防局の公式Youtubeチャンネルは、モバイルバッテリーの取り扱いについて注意喚起を行なっています。
同局が投稿したショート動画には、モバイルバッテリーが階段から落とされる様子が収められており、その後、そのモバイルバッテリーは充電中にいきなり発火。火を噴き、自宅にあるカレンダーやテーブルクロスに次々と引火していきました。
■使用するうえでの注意点
モバイルバッテリーや加熱式たばこ、携帯扇風機(ハンディファン)には、リチウムイオンバッテリーが使用されている商品が多くみられ、強い衝撃を与えると、リチウムイオンバッテリーが損傷。そのまま使用し続けてしまうと、バッテリー内部でショートを起こし、発煙・発火・破裂が起こる危険性があります。
使用の際には「強い衝撃が加わったモバイルバッテリーの充電は、異常がないか様子をみながら行う」「リチウムイオンバッテリーに膨張がみられたら使用を中止する」「発熱、異臭などの異常を感じたら使用を中止する」「熱がこもる環境下では使用を中止する」といった点への注意が必要です。
■「全然知らなかった」「この動画に感謝」の声
名古屋市消防局の動画には「全然知らなかった」「注意喚起ありがとうございます」「ベビーカーの下の荷物入れに一緒に入れてた…。この動画に感謝です」といった反響が。
また「可燃物置いた環境がリアルすぎて生々しい」「同じ経験があります。会社のデスクで目の前で発火したので、ことなきを得ましたが、これが夜に寝ている間だと思ったらゾッとしました」という声も投稿されています。