高須幹弥院長、整形を希望する若者に急増中の“写真ガー”に呆れ 「会話が成立しない」

“写真ガー”に対し高須幹弥院長は「美容整形のカウンセリングに来られても意味がないです」と苦言。

高須幹弥
(YouTubeチャンネル『高須幹弥(高須クリニック)』より)

高須クリニック名古屋院の高須幹弥院長が20日、自身のYouTubeチャンネルで動画を更新。

医師たちの間で“写真ガー”と言われる若者が急増していることを語り「カウンセリングに来られても意味がない」と苦言を呈しました。

【動画】“写真ガー”に対し高須幹弥院長は「美容整形のカウンセリングに来られても意味がないです」と苦言



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■写真のなかの自分がイヤ

「写真を撮ったときの自分の顔が嫌で整形したがる若者が急増している件について」と題して動画を公開した今回。ここ2~3年、幹弥院長のクリニックには「写真を撮ったときの顔がイヤなんです」と整形を希望する10代後半~20代前半の男女が急増しているそう。

「笑ったときに目が細くなるのがイヤ」「笑って写真を撮ったときに小鼻が広がるのがイヤ」「写真を撮ったときにほうれい線が目立つ」「写真を撮ったときに鼻の穴が見える」などなど普段は気にしていないものの、写真のなかの自分の顔が気に入らない…と訴える人が増えているといいます。

高須クリニック全体や他のクリニックでも「写真が…」と来院する人が多いようで、医師たちの間では“写真ガー”と呼ぶようになるほど。

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■助言にキレる人も…「会話が成立しない」

カウンセリングの際、幹弥院長は「写真は一瞬を切り取っただけなので、ブサイクに写るときもあればかわいく写るときもある」と、光の当たり方や角度で変わることを説明。

さらに「普段気にしていないのに、写真の顔だけが気になるんだったら“写真の撮られ方”を研究してみればいいんじゃないですか?」など論理的に伝えているそうですが、「そういう問題じゃないんです」「なにもわかってない」など聞く耳を持たないだけでなく、キレる人もいるといい、「納得しないんですよ。『写真がー』ばっかり言うんですよ」「会話が成立しない人が結構多い」と語りました。

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■「カウンセリングに来られても…」

また、幹弥院長は「原因は100%スマホのせい」と高画質で自撮りをする時代になり、自分の顔と自分の顔を比較する機会が増えたことや、SNSなどで昔は見えなかったものが可視化されている時代になり「自分と比較して劣等感を感じて、必要以上に自分を卑下して自己肯定感が低くなって自信を持てなくなる」と、“写真ガー”が急増した原因だと分析。

最後に、「もとの顔のバランスが悪いなどは手術の適用になるんですけど『写真を撮ったときの顔が~』というのは本当に困りますね」と本音を吐露。「“写真ガー”の人は、美容整形のカウンセリングに来られても意味がないです。僕が説得して理解できる人は、本当に数パーセント。ご理解ください」と伝えました。

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■急増する“写真ガー”