キンコン西野亮廣、業界の“悪しき習慣”を赤裸々告白 「呪いのように残って」

キングコング・西野亮廣が、インタビュー取材を受けた際の「業界の悪しき習慣」に言及。相手方に質問をしたところ、驚きの答えが返ってきたことも明かしている。

キングコング・西野亮廣

お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が21日、YouTubeチャンネル『西野亮廣ラジオ/Akihiro Nishino Radio』を更新。インタビュー取材を受けた際の“あるある”に言及し、怒りを訴えた。

【動画】インタビュー取材の際の「あるある」


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■話したことが「大きく捻じ曲げられて…」

西野は「これは本当にインタビュー取材あるあるなんですけれども…もう業界の悪しき習慣なんですけれども」として、一部の取材で「現場でしゃべったことが大きく捻じ曲げられて、記事として出ちゃうんですね」と話す。

例として、西野はインタビュー取材の際の一人称が「僕」で、すべて敬語で受け答えをしているはずだが、記事を見ると「敬語が全部取っ払われて、一人称が全部『俺』にされるということがありました」「不思議な関西弁にされるということもありました」と明かす。

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■「バズると思ったんで」

さらに、「つらいのは、現場でしゃべっていないことを書かれるということですね」と言及。その記事が「呪いのように残って」その後も話題に出されることがあるため、西野がそのたびに訂正することに。

「変な記事が世に出てしまうと、未来永劫しりぬぐいをし続けなきゃいけない。そこにもコストがかかる」と訴える。

そこで、インタビュー取材をした相手方に「なぜ現場で話してもいないことを書くのか」と聞いたところ、「ちょっとバズると思ったんで」と言われたことも。「この人たちは人を人として見てないんだなということを思った」と振り返った。

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■またも「しっちゃかめっちゃか」に

当時、西野のインタビュー取材は吉本興業が窓口となっていたが、そういった出来事が何度もあったため、「インタビューで話したことに手を加えるのはやめてください。それが守れないのであれば、今後取材は受けません」と通告。吉本の担当者もチェック体制を強化し、各社にも通達するとしていた。

しかし、また同様にインタビューで話した言葉が書き換えられる事態となり、「僕が他のインタビューでしゃべったこととか、ブログに書いたことを僕の言葉の中に混ぜ込んできて、もうとにかくしっちゃかめっちゃかな文章」にされたという。

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■インタビュー取材の窓口を変更

このインタビュー記事は結局、お蔵入りとなったが、「同じ事故が起こり続けてるって、吉本興業のマネジメントが機能不全を起こしてるわけじゃないですか」と指摘。

吉本側のスタッフは部署移動が多いこともあり、「吉本興業のルールが変わらない限り、この事故は起こり続ける」として、インタビュー取材に関してのマネジメントから吉本興業を外し、その後は「株式会社NISHINO」が窓口になっていることを明かした。

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■インタビュー取材の際の「あるある」