台風10号発生か、近畿から関東に「直撃コース」の可能性 “3つの対策”で備えて
日本の南にある熱帯低気圧が台風に発達する可能性が発表され、その進路予想が「直撃コース」と話題に。早めの対策も呼びかけられている。
気象庁は21日、日本のはるか南にある熱帯低気圧が、24時間以内に台風に発達する見込みであることを発表した。Xでは、その後の進路予想に驚きや警戒の声があがり、注意も呼びかけられている。
■台風10号に発達する見込み
気象庁によると、21日午前9時時点でマリアナ諸島にある熱帯低気圧が、24時間以内に台風に発達する見込みがあるという。
この熱帯低気圧は西北西にゆっくりとした速さで進んでおり、今後は小笠原近海などを通り、26日にも日本の南の海上、本州に接近する恐れがあるとのこと。なお、台風に発達した場合「台風10号」となる。
■「直撃コース」の可能性?
今後の進路予想を見ると、予報円は本州の方向へと向かっている。このままのコースをたどると、近畿から東海、関東にかなり接近する恐れも。気象予報士のアバンギャルド河津こと河津真人氏も「発達しながら北上して、週明けには本州周辺に近づいてくる可能性があります。今後の情報にご注意ください」と呼びかける。
そのため、Xでは「台風10号」や「直撃コース」「関西直撃」といったワードがトレンド入り。「まって台風直撃コースなの?」「ちょっと東にズレるだけで関東直撃コースなんじゃないのか?」「台風10号マジで進路変更してくれ」「最悪なのは台風の目の右側になること。上陸しませんように」といった声がみられた。
■早めの台風対策を
また、「台風がまともにやって来る。台風対策しないと」「来そうなら台風対策しないと…」「停電に備えてモバイルバッテリーを充電したり、断水に備えて水を溜めておくとか。やって損はないからね」といったコメントも。
昨年の台風接近時には、警視庁警備部災害対策課の公式Xにて、風水害への備えとして、「窓ガラスに飛散防止フィルムを貼り、緊急時にはダンボールと養生テープを貼り付け、カーテンを洗濯ばさみを使ってしっかり閉める」「停電に備え、保冷剤を準備する」「車には緊急脱出ハンマーを備える」といった3つの準備を呼びかけていた。
現時点ではまだ予報円が大きく、実際のコースは定かではないが、いずれにせよ早めに備えておくほうがよさそうだ。