『虎に翼』轟が初めて語った花岡への愛 “言葉の重み”に感動の声「家族で号泣…」「真骨頂」

朝ドラ『虎に翼』で、轟(戸塚純貴)が、寅子(伊藤沙莉)に、これまでの人生や花岡(岩田剛典)への思い、心の内について語る。その言葉の重みに「朝から泣ける」の声も。

戸塚純貴・岩田剛典

20日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、轟(戸塚純貴)が、寅子(伊藤沙莉)に、亡き花岡(岩田剛典)への思いを語った。その言葉の重みが、Xでも反響を呼んでいる。

【画像】轟は寅子にこれまでの人生を語る


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■亡き花岡への思いを振り返る

轟の元を訪れた寅子は、轟と遠藤(和田正人)の前で「結婚の意味を見いだせない」などと話したことを謝罪。「自分ごとになるまで考えていなかった」「男女の恋人のことしか考えていなかった」と話す。

寅子の言葉を聞いた轟は、「人間なんてそんなもんだ。今振り返ってみればの連続。過ぎてから分かることばかりだ」と語ると、子供のころから、必要以上に「男らしさ」にこだわっていたことや、佐賀時代から花岡に会えるように時間を合わせて通学していたこと、花岡の弁護士になる夢を聞き、同じ道を選んだこと、同じ大学に通えるのを喜んだことを振り返る。

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■「心から幸せだったと言いたい」

さらに、花岡への気持ちに気付いたきっかけが、花岡の死と、よね(土居志央梨)からの「私の前では強がらなくていい」という言葉だったことも明かす。

婚姻できない同性の遠藤との関係では法的な保証がないことにも触れ、「俺らが死ねば、俺らの関係は世の中からはなかったことになる。爺さんになって人生を振り返ったとき、俺は心から幸せだったと言いたいんだ」と心の内を語った。

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■「重みが違う」「家族で号泣」

轟の独白に、Xでは「俺たちの轟」のワードもトレンド入り。

「轟が言うと重みが違う、なんせ思い人を失ってから明確に自覚したわけで…そしてその経験を『過ぎてから分かることばかりだよな、俺もそうだ、だから謝るな』って他者への寛容として転用できるのが俺たちの轟の真骨頂って感じ」「俺たちの轟の独白に朝から家族で号泣…」「俺たちの轟の言葉はセクマイのハートにぶっ刺さる。朝から泣ける」との声が。

また、轟を理解して寄り添うよねに、「轟の側によねさんがいてくれて良かった。そしてよねさんの側に轟がいてくれて良かった」「まさかここまでガチで良い関係性になるなんて思ってなかったな」「よねさん、人に興味がないふりして誰よりも人をよく見てるんだよな。轟の側にいてくれてありがとう」といったコメントもみられた。

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■「心に刺さる」「至言」の声も

さらに、「通り過ぎて、振り返ってみたとき初めてあれはそういうことだったのか、ってわかることの多さときたら…」「じいさんになって人生を振り返ったとき、おれは心から幸せだったと言いたいんだ。人生この言葉に尽きるよなぁと。他人からどう見られようと」「轟殿の至言。心に刺さるなあ…己の人生を振り返って『幸せだった』と思えることの尊さよ」と感銘を受ける人も。

「いろんな気づきがあって、普段の『当たり前』と思ってる先入観に『え? これ偏見なんだ』と知ることができたり、そう表現されると『なぜ?』と思ってることがサッと解けたりする。え? え? このドラマ9月で終わる? 嫌だぁあぁ!」との意見もみられた。

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■轟は寅子にこれまでの人生を語る