電車内で遭遇した謎の虫、規格外のサイズにゾッとした 思わぬ「正体」で二度驚く…
電車の吊り革にとまった巨大な蝶が「流石にデカすぎる」と話題に。昆虫のプロは、ある理由から「よく起こり得る光景」と分析する。
夏場、停車中の電車内に虫が入り込んでしまうのはよくある話。
しかしX上では、電車内で目撃された「あまりに巨大すぎる昆虫」を受け、驚きの声や悲鳴が上がっていたのをご存知だろうか。
■想像の倍は大きい…
今回注目したいのは、Xユーザー・灯さんが投稿したポスト。
投稿には「電車の吊り革にバカでかい蛾止まっててガチで心臓止まった」と、読んだだけで鳥肌が立ちそうな文章が綴られており、添付された電車内の写真を見ると…。
そこには「大きい」という説明では生ぬるい、まさに「バカでかい」昆虫が吊り革にとまっている様子が確認できたのだ。
■「蛾でなく、蝶では?」
こちらの光景は見た者に多大なる衝撃を与えており、同ポストは投稿からわずか数日で2.5万件以上ものリポストを記録したほど。
Xユーザーからは「そんなに大きいのいるのか…怖すぎる」「これは心臓に悪いわ」「飛んだらパニックになって、車内移動が起こりそう」など、驚きの声が多数寄せられている。また、中には「これ蛾ではなく、蝶ですね」「れっきとしたアゲハ蝶で、準絶滅危惧種です」などの指摘も散見された。
ポスト投稿主・灯さんは、JR総武線の車内にてこちらの光景に遭遇したそう。
発見時の様子については「周りの乗客の大半は気づいていなかった様子でしたが、自分の前に並んでいた方が電車に乗ってすぐ上を見て驚いていたので『なんだろう』と目を向けたら、コレが居ました」「とにかく大きかったので恐怖と驚きがあったものの、車内が混みあっていて逃げるのも難しかったので、とにかく『飛ばないでくれ…』と祈っていました」と、振り返っている。
しかし「両国」に来た辺りで電車が一度揺れ、その拍子で虫が飛び立つ事態に。当然、車内はザワつき、この騒ぎをきっかけに大半の乗客が虫の存在に気づいたよう。
その後、虫は灯さんのすぐ付くの吊り革にとまったため、灯さんは意を決して虫をティッシュで捕まえ、亀戸駅に着いたタイミングで外へ逃すことに成功したのだ。
そこで今回はこちらの虫の正体を探るべく、「日本昆虫協会」に詳しい話を聞いてみることに。その結果、衝撃の事実が明らかになったのだ…。