『めざまし8』熟年離婚が過去最高 谷原章介「男性女性どっちから言い出す」疑問も、6対4くらいで…
「熟年離婚」が増加しており「役職定年をきっかけに離婚する夫婦が多い」と知った谷原章介さんが「ため息しか出てこないです」と本音をこぼしました。
16日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、「熟年離婚」をする人の割合が過去最高になっていることを報道しました。
中でも役職定年をきっかけに別れる夫婦が多いとのことで、司会の谷原章介さんは「他人ごとではない」と率直な意見を伝えました。
■同居期間が20年以上の離婚が増加
3組に1組が離婚をする時代、最新の国の調査によると「熟年離婚」が過去最高の割合を記録しているもようです。厚生労働省は、同居期間が20年以上の夫婦が離婚することを「熟年離婚」と定義しています。
「熟年離婚」は離婚全体の割合の23.5%にも上るそうで、その中でも今増えているのは「役職定年」をきっかけに離婚するケースです。
■熟年離婚は過去最高で中止まり
同番組によると、離婚をする件数自体は減少傾向にあるようですが、熟年離婚は過去最高で中止まり状態とのこと。
そのきっかけである役職定年というのは、一般的に50代後半で役職が外れて給料も下がる制度。大企業ではこの制度を廃止している企業もありますが、今もこの制度を採用している企業も少なくありません。
専門家である弁護士によると、今まで離婚を考えても踏み切らなかった層が、定年退職ではなく役職定年を機に離婚するケースが増えているそうです。
■谷原章介「他人ごとじゃない」
谷原さんは「金銭的なことが影響するということですね」としながら、「それ以前に積み重なっていたことがあるってことなんでしょうかね?」と弁護士に質問。
弁護士は、「お金でギリギリ繋がっていた人たちの繋がりが切れてしまった」場合もあると説明しています。
谷原さんは「ため息しか出てこないです」と本音をこぼしつつ、「すごく分かりますよ。他人ごとじゃないと思いますよ熟年離婚というのはね」と考察しました。
■じつは「男性から切り出す離婚」も多い
谷原さんは「実際は、男性と女性、どちらから熟年離婚を言い出す例が多いんですか」と、統計上の男女比について質問。
弁護士は「これじつはですね、みなさんが思っているより男性が多くて、6対4くらいで女性が多いくらいで、男性の方も役職定年…定年を見据えて離婚したという方が増えてきていますね」と、女性が多いものの大差はないことを明かしています。
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(文/Sirabee 編集部・星子)