台風のニュースで“どれだけヤバイか”を見極める方法 関東と東北は「本気の備えを」NHK記者が訴え
台風7号が東日本に接近するなか、台風のニュースをチェックする際に「覚えておいて損は無い」豆知識についてNHK記者が説明。ユーザーからは「最大限気を付けたい」の声も。
台風7号が東日本に接近するなか、NHK災害担当記者の藤島新也氏が15日、自身のXを更新。台風のニュースで「ヤバイ時」を見極めるポイントについて紹介し、備えを呼びかけている。
■「本気の備えを」呼びかけ
台風7号は、強い勢力で日本の南の海上を発達しながら北上している。海水温が高い海域を進んでおり、16日夕方から17日にかけて、暴風域を伴う強い勢力で関東や東北地方に接近するおそれが出ている。
藤島氏は、「覚えておいて損が無いのは、台風のニュースで『気象庁と国交省の担当が顔出しで一緒に登場するのはヤバイ時』ということ。関東と東北の方は、本気の備えをお願いします」と呼びかけた。
■気象庁と国交省が会見
15日午前、気象庁と国土交通省が合同で会見を行い、台風7号の今後の進路や警戒するべき点について説明。
気象庁では、暴風や高波、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけ、伊豆諸島で線状降水帯が発生する危険性も指摘した。
一方、国土交通省では、台風の接近に伴い東海道新幹線や東京メトロなど公共交通機関が一部で計画運休を実施することから、「迂回路や代替ルートの検討、時間に余裕を持った行動を」と注意喚起。
また、ダムの事前放流や雨による河川の水位上昇もあるとして、海や川に近づかないようにすることや、停電や断水を視野に入れた防災グッズの準備、ハザードマップの確認などを呼びかけている。
■「そんなやべーのか」「最大限気を付けたい」
藤島氏の注意喚起に、ユーザーからは「そんなやべーのか台風…?」「もしかして相当台風やばいやーつ?」「今回の台風は本当に危険なのかな…」「この前の東北で記録的大雨が降った台風5号もそうでしたもんね」との声が。
また、「元から台風ってのはヤベーもんだろう。まあ合同でやるってことで察しろということ」「植木鉢片付けはじめました」「明日の台風は最大限気を付けたいと思います」というコメントもみられた。