古舘伊知郎、南海トラフ地震の予測計算法を疑問視 「予算獲得の打ち出の小槌として…」
「南海トラフ地震臨時情報」が発表されているなか、古舘伊知郎が、南海トラフ地震の発生確率の計算方法について疑問を指摘している。
■「正しく恐れなきゃいけない」
これに、古舘は「予算獲得の打ち出の小槌として南海トラフが使われたんじゃないか」と指摘。
「何も南海トラフに地震がこないなんてまったく思っていない。ただ、高い数字で驚かすんじゃなくて、いろんな両論を併記してくださいよ、ということ。できる限り正確な予測を出す。それに基づいて、正しく我々は恐れなきゃいけない。そして正しく備えなきゃいけない」と語っていた。
■「いつきてもいいように」の声
古舘の話に、コメント欄では「古舘さんの切り口が素晴らしい」「古舘さんの説得力は流石。結局のところわからない事象から身を守るには過剰にならざるを得ない」「『正しく我々は恐れなければいけない』なるほどなって思った」といった声が。
中には「外れっぱなしの予想は油断を招くので、『日本は地震大国だが、いつどこで起きるか分からない』といった誠実なコメントの方が、国民は納得すると思います」「地震の記録は圧倒的にデータ量が少なく、予測するのは極めて困難だとずっと言われ続けたことを忘れてはならないと思いました」との意見も。
また、「日本中で常に気を付けるしかないと思っています」「冷静に日々、防災の意識を持つことが個人的に大切だと思います」「とにかくいつ来るかは解らないわけですから出来る準備はしておいたほうが良さそうです」「今だけでなく、いつきてもいいように…だけは忘れないでいたいです」といったコメントも寄せられている。