上手くごまかして… 約5割が「人との会話中」にしでかした失礼な失敗とは
人と会話をしているときに冷静を装いながら、心の中ではとても焦ってしまっている理由に納得。
人と会話しているときに相手の名前を呼ぶと、好印象を与えられると言われている。しかし会話中に、相手の名前をうっかり忘れてしまった経験がある人も多いようだ。
■約半数「会話中に名前を忘れる」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女702名を対象に実施した調査では、全体で48.6%が「会話中に相手の名前をど忘れしまった経験がある」と回答した。
多くの人が日常のなかで、名前を覚えることに苦労していることがわかる。
■会社に入社してすぐに
入社当初に社内の人の名前を忘れてしまった20代女性は、「会社に入って間もない頃には、毎日のように新しい人に会いました。そんなときに、ある部署の部長と話すことになったのですが、名前をど忘れしてしまいました。その瞬間、頭が真っ白になり、なんとか笑顔で対応していましたが、内心では冷や汗が止まりませんでした」と当時を振り返る。
さらに続けて、「その場はなんとか乗り切りましたが、話が終わってからすぐにその部長の名前を同期に確認しましたよ」とも話していた。
■取引先の人の名前を忘れ
大事な商談で相手の名前を忘れた40代男性は、「大事な取引先との初対面とき、相手の名前を忘れてしまいました。商談中に相手の名前を呼びかけようとした瞬間に、全く思い出せなくて…。結局、尋ね直す勇気がなく、名前も出さずになんとか会話を乗り切りましたよ」と語る。
かなり反省はしているようで、「個人的には『もうダメだ』と思っていたのですが、その商談は奇跡的にうまくいきました。ただ二度とそのような失敗がないように、注意したいと思います」と続けた。
■覚えやすいように工夫
名前を覚えやすいように工夫している30代女性は、「名前を忘れないように、初対面の際には必ず何か特徴と結びつけて覚えるようにしています。髪型や服装など相手の特徴を頭に刻み込み、その特徴と名前を結びつけることで忘れにくくなります。これを習慣にしてからは、名前を覚えるのが早くなった気がします」と話す。
覚えやすい人とそうでない人がいるようで、「特徴の強い人は、やはり覚えやすいですね」と述べた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女702名